業務用食品卸のトーホー(神戸市)では基幹システム刷新やデータセンター統合など、今期から来期にかけて約13億円のシステム投資を行うことを明らかにした。同社としては過去最大規模の投資となる。
食品スーパー子会社のトーホーストアは8月から基幹システムと店舗のレジシステムの入れ替えを実施しており、11月中に完了する予定。システム刷新で精算作業や発注業務などが大幅に効率化できる見込み。全42店舗のうち10店舗ではクレジットカードが利用できるようになる。また、来期には自動発注システムも導入する予定だ。
一方、業務用食品卸店「A-プライス」を展開するトーホーフードサービスは、今年10月から来年6月にかけて85店舗の店舗システムを入れ替える。