メニュー

【成城石井】新社長に原取締役が昇格、大久保社長は相談役に

 レックス・ホールディングス傘下で首都圏で高級スーパーを展開する成城石井(横浜市)は7月21日、取締役営業本部長の原昭彦氏(42歳)が社長に昇格する人事を発表した。就任は9月1日。現社長の大久保恒夫氏(54歳)は相談役に退く。

 原氏は1990年に駒澤大学経営学部卒業後、成城石井に入社。2006年商品部長、07年執行役員営業本部長兼商品部長などを歴任した。

 大久保氏は成城石井の経営再建のため07年1月に社長に就任、「一定の成果を達成した」のが社長交代の理由。同氏はイトーヨーカ堂出身の経営コンサルタントで、ファーストリテイリングや良品計画の経営改革に関わったほか、03年9月~06年3月まで九州のドラッグストア、ドラッグイレブンの社長を務め、同社の再建を指揮した。

 レックスHDはコンビニエンスストアのエーエム・ピーエム・ジャパン(現ファミリーマート)に続き、成城石井の売却も検討しているとされる。レックスHDも6月30日付けで社長が交代している。