米ウォルマート・ストアーズ傘下の英大手スーパー、アズダが明らかにした2010年12月期第1四半期(1~3月)の既存店売上高は、前年同期比0.3%減(ガソリン販売を除く)だった。同社の既存店売上の伸びがマイナスとなるのは06年の第1四半期以来、4年ぶり。景気低迷と価格競争激化による食品のデフレ傾向とガソリン価格の高止まりによる客数減少が影響した。全店ベースの売上高は1ケタ台前半の伸びだったようだ。
株式未公開のため利益額の詳細は明らかにしていないが、同社によれば売上高より高い伸びで、社内の計画値を上回るものだったという。