米業界誌『RIS News』がまとめた米小売業CEO(最高経営責任者)の報酬ランキング「Highest Paid Retail CEOs2010」によると、年間報酬トップはアパレルブランド「ラルフ・ローレン」の創業デザイナー、ラルフ・ローレン氏で2030万ドル(約18億円)だった。
2位はドラッグストアと医療サービス事業のCVSケアマークのトーマス・ライアン氏で1942万ドル(約17億7000万円)、以下、カジュアル衣料専門店アバクロンビー&フィッチのマイケル・ジェフリーズ氏が1562万ドル(約14億2000万円)、インターネットオークションのeBayのジョン・ドナヒュー氏が1319万ドル(約12億円)、大衆百貨店J.C.ペニーのマイロン・ウルマン氏が969万ドル(約8億8000万円)と続く。
業績低迷によって報酬をカットされたCEOもいる。百貨店最大手メイシーズのテリー・ラングレン氏は前年より330万ドル減って540万ドル(約4億9000万円)、ディスカウントストア大手ターゲットのグレッグ・スタインハーフェル氏は50万ドル減の550万ドル(約5億円)だった。
年収はベースとなる給与と業績連動ボーナスを合わせたもので、上場企業の役員報酬開示情報などを基に同誌がまとめたもの。