コンビニエンスストア各社が発表した8月の既存店売上高はローソンとファミリーマート、ミニストップは前年同月比でプラスとなったものの、サークルKサンクスなど他社はマイナスでまだら模様の結果となった。
8月の既存店売上高(単体ベース)はローソンが0.2%増、ファミリーマートが0.2%増、ミニストップが1.4%増でいずれも2ヵ月連続のプラスとなった。3社とも客単価は落ち込んだものの、客数の伸びでカバーした。
一方、サークルKサンクスは1.4%減(速報ベース)、スリーエフは1.9%減、ポプラは3.0%減といずれも前年実績割れで、猛暑による追い風効果を十分に生かし切れなかった。最大手のセブン-イレブン・ジャパンは月次売上高を公表していない。
10月1日からのたばこ料金値上げに伴って、9月はまとめ買いの駆け込み需要が見込まれ、コンビニ各社の売上げはかなり底上げされそうだ。