米大衆百貨店大手のJ.C.ペニーは4月20日、2014年度(15年1月期)で売上高230億ドル(約2兆1400億円)の達成を目指す5ヵ年計画を明らかにした。同社の09年度(10年1月期)決算の数字は売上高が前期比5.0%減の175億ドルだったが、今期からは既存店が年率5%の増収(09年度は6.3%の減収)で推移すると仮定、5年で売上高を50億ドル上積みする。50億ドルのうちの10億ドルはインターネット通販の売上増加で稼ぐ計画だ。
売上総利益率は40%(10年1月期実績で39.4%)を前提とし、売上高営業利益率は14年度で9~10%を目指す。09年度の営業利益率は3.8%だったが、過去最高だった06年度には9.7%を記録している。
1株純利益は年率25%の伸びで14年度に5.00ドルを目指す。
同社は09年度末現在で1108店舗を展開、主に郊外の大型ショッピングセンターの核テナントとして出店している。