カジュアル衣料チェーン大手の米ギャップは、同社の女性向けスポーツ衣料ブランド「アスレタ（Athleta）」が米国際ショッピングセンター協会（ICSC）の2011年度「注目の小売業賞（Hot Retailer Award）」を受賞したと発表した。
アスレタは1998年に創業されたブランドで、2008年にギャップが買収した。女性向けにヨガ、ランニング、水泳、ハイキング用などのスポーツ衣料をインターネット通販を中心に販売している。
昨年１月にはサンフランシスコで１号店を出店、今夏にはニューヨークで２店舗をオープンする予定で、13年までに50店舗に増やす。「ギャップ」や「オールド・ネイビー」「バナナ・リパブリック」に次ぐブランドに育てる計画だ。
ICSCの注目の小売業賞はアスレタのほか、ハンバーガーチェーンの「スマッシュバーガー（Smashburger）」、ドイツ系資本のハードディスカウンター（小型の食品ディスカウント店）「アルディ（Aldi）」、時計・ファッション雑貨ブランドの「フォッシル（Fossil）」が選ばれた。