北関東が基盤のベイシア(群馬県前橋市)は2月14日、取締役常務執行役員ロジスティクス担当の赤石好弘氏(56歳)が社長に昇格する人事を発表した。就任は3月1日付け。
現社長の高山正雄氏(60歳)は常勤監査役に退き、創業者で代表取締役会長の土屋嘉雄氏(78歳)は現職にとどまる。
赤石氏は1977年いせや(現ベイシア)に入社、販売促進部長や食品事業部長などを経て、96年5月取締役食品住関部長に就任、その後、常務取締役商品部長などを歴任後、2007年6月から現職。
ベイシアは11年1月末現在でスーパーセンターや食品スーパーなど102店舗を運営、11年2月期の売上高は単体で2900億円、傘下のホームセンター大手カインズなどを含むグループ全体で8300億円を見込んでいる。