北部九州で食品スーパーを展開するスーパー大栄(北九州市)の2011年3月期決算(非連結)は、営業損益が2000万円の赤字に転落しそうだ。業績建て直しのための不採算店舗の閉鎖による損失や、生鮮強化型スーパー「鮮ど市場」の新店投資負担などがかさむため。売上高は前期比1.8%増の293億円、純損益は1億円の赤字と2期連続の赤字となりそうだ。
同社が5月18日に発表した10年3月期決算は、売上高が287億円(前期比3.6%減)、営業利益が1.5億円(50.4%減)の減収減益で、減損損失計上などの影響から純損益は3.3億円の赤字(前期は1.3億円の黒字)となった。