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【全国百貨店】2月の売上高は11.5%減、12ヵ月連続のマイナス

 日本百貨店協会がまとめた全国百貨店の2月の既存店売上高は前年同月比11.5%減となり、12ヵ月連続の前年割れとなった。昨年後半から販売不振が顕著となった百貨店業界だが、売り上げ数値は月を追うごとに悪化している。ただ、昨年はうるう年で2月の営業日数が1日多く、この影響(2.8%減)を除くと「基調的には昨年末からほぼ同水準で推移している」(日本百貨店協会)としている。

 

 商品別では主力の衣料品、身の回り品は共に14.5%減と大幅な落ち込みが続いており、比較的堅調だった食品も5.7%減と落ち込み幅が広がった。10大都市別では札幌(8.8%減)と仙台(8.4%減)を除く8都市が2ケタの売り上げ減となっている。