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【ABCマート】営業利益は12%増の176億円、3~11月期

 靴専門店大手のエービーシー・マートが発表した2009年3~11月期決算は、営業利益が前年同期比12.0%増の176億円だった。レディースシューズが好調に推移し、PB(プライベート・ブランド)商品の「リアル・レザー」シリーズ、「ヌオーヴォ」などがよく売れ、粗利益率が高まった。また、円高による原材料費の低下も粗利益率の改善につながった。女性客が増えたことから親子で購入する機会も増加し、子供向けシューズの販売も好調だった。純利益は16.3%増の101億円。

 

 3~11月の既存店売上高は客単価の下落から前年同期比0.6%減となったが、期間中に国内で68店、韓国で14店を新設した効果もあって、売上高は823億円と13.7%増えた。店舗数は国内503店(11月末時点)、韓国65店(9月末時点)となった。

 

 10年2月期の連結業績は売上高1087億円(前期比11.7%増)、営業利益217億円(7.4%増)、純利益120億円(8.7%増)を見込む。