米業界誌の『RISニュース』がまとめた米小売業役員の報酬ランキングによると、2009年度のトップはアパレルブランド「ラルフ・ローレン」の会長兼CEO(最高経営責任者)、ラルフ・ローレン氏の2030万ドル(約19億円)だった。
第2位はウォルマート・ストアーズのCEO、マイク・デューク氏で08年度より570万ドル余り増えて1904万ドル(約18億円)だった。ウォルマートではデューク氏のほか、副会長のジョン・メンツァー氏(1460万ドル)、エグゼクティブ・バイス・プレジデントのブライアン・コーネル氏(1432万ドル)、副会長のエデュアルド・カストロ・ライト氏(1388万ドル)が、いずれも10億円を大きく超える報酬を得てトップ10に顔を連ねている。
08年度トップだったドラッグストア大手CVSケアマークのCEO、トーマス・ライアン氏は787万ドル減の1623万ドルで第3位だった。
役員報酬はベースとなる給与と業績連動ボーナスを合わせたもので、上場企業の開示情報をもとに同誌がまとめた。