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【トリドール】米外食企業に出資、400店舗の出店目指す

 セルフうどん店「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングスは6月27日、米外食企業ビヨンド・レストラン・グループ(カリフォルニア州)に出資し、同社をグループ会社にすると発表した。
 

 ビヨンド社は、ハワイ料理「ポケ」を提供する「ポケワークス」を米国とカナダで19店舗運営している。ポケはマグロやタコなどの切り身と海藻、野菜を使ったハワイの郷土料理で、手軽に楽しめるヘルシーフードとして米国本土でも人気が高まっているという。
 

 トリドールでは、多店舗展開のノウハウを提供することで、フランチャイズ加盟店を含めてポケワークスの店舗数を米国内で400店舗にまで増やすことを目指す。
  

 トリドールは2017年9月、「丸亀製麺」の米国本土での出店を開始、25年までに米国で300店舗を出店する計画だ。また、外食産業を対象とした米国の投資ファンドに出資するなど、M&A(合併・買収)も積極化していく方針で、25年度に国内外含めて6000店舗体制の実現を長期目標としている。