矢野経済研究所は、2018年の住宅リフォーム市場規模は6.5兆円(前年比3.2%増)と予測した。現状、リフォーム需要に大きな影響を及ぼす要因は見当たらないものの、株価も高止まりで推移するなど、リフォーム市場にとって好影響をもたらしている。また、18年の年末頃から消費増税前の駆け込み需要も顕在化すると推測されることから、底堅く推移すると分析している。また、2020年の市場規模は6.7兆円(2017年比7.4%増)と予測した。
2017年の住宅リフォーム市場規模は前年比1.3%増の6兆2,738億円と推計した。分野別では、「増改築に関わる費用」は前年比11.7%減、「設備修繕・維持管理費」は同3.4%増、「家具・インテリア」は同1.6%増。