ワークマンは、フランスのスポーツ・アウトドア用品の低価格販売店「デカトロン」が来春に計画している阪急西宮ガーデンズへの大型店出店に対して、「西宮戦争」を仕掛ける。「ワークマンプラス」の出店計画発表に際し発表した。
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デカトロンは、フランスのスポーツ用品・アウトドア用品・スポーツ用自転車を製造・販売するチェーンストアで、現在はヨーロッパを中心に店舗を展開して、アジアでは中国、台湾などでも展開している。ワークマンによると、デカトロン社の売上高は1.3兆円で、国内では現在、オンラインストアを展開しており、ワークマンプラスの唯一の競合先としている。
ワークマンは、デカトロン出店に先立つ3月21日に「ららぽーと甲子園」にワークマンプラスを出店し、同時に路面店の大阪水無瀬店をワークマンプラスに改装して、デカトロンを迎え撃つ。
阪急西宮ガーデンズから、ワークマンプラスまでの距離は3kmだが、先手必勝で大規模な販促を実施する。2店だけでは、デカトロンの大型店には対抗できないので、関西地区のワークマン120店でアウトドア売場を強化して包囲網を形成する。