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[ケーヨー]3~5月、粗利改善も機会損失で減収減益

 ケーヨーの2019年2月期第1四半期の決算は、売上高315億円(前年同期比14.0%減)、営業利益2億円(76.8%減)となった。

 2021年2月期を目標到達年度とする中期経営計画に沿って、既存店の抜本的な改善策として、粗利を重視した政策を進めている。全面改装・部門改装により売場を大幅に変更して、DCM棚割導入店舗を増やしてきた。また、折込チラシを中心とした広告宣伝費の見直しを行い、販売促進費の効率化を図りながら「ゴールデンウィークセール」や「創業祭」による集客も引き続き行った。その結果、売上総利益率は、前年同期から約1ポイント改善し31.3%となったものの、商品入替作業による機会損失・経費の増加の影響もあり、全体としては減収減益となった。

 2019年2月期は、売上高1278億円(前期比3.3%減)、営業利益23億円(50.3%増)、経常利益30億円(22.4%増)、純利益16億5000万円(27.2%増)の期首予想を据え置いている。