こう話すのは日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の今西信幸事務総長だ。
現在、JACDSは、薬剤師、登録販売者、管理栄養士の3者が連携して生活者の予防領域を支えるべく、その仕組みづくりを検討中だ。
「日本では『治療にあらずんば医療にあらず』『保険にあらずんば医療にあらず』と言われてきたが、医療費の膨張に歯止めをかけるため『予防』という新しい領域がより重視されるようになってきている。多くの薬剤師には栄養学的な知識はない。管理栄養士には薬学的な知識も公衆衛生学的な知識もない。だからしっかりとした教育体系を整える必要がある」と今西事務総長は話している。 (K)