「われわれは時間消費型アミューズメントディスカウンターである」——。
2019年2月にパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスに社名を変更するドンキホーテホールディングスの大原孝治社長は自社のビジネスモデルをこう表現した。
18年10月、ドンキHDがユニー株を100％取得し、ユニー・ファミリーマートホールディングスがドンキHD株の20％を取得する資本・業務提携を発表。この提携により、イオン、セブン＆アイ・ホールディングスに次ぐ、流通業界第3位のグループとなる。
ドンキHDは「わくわくする楽しい」売場づくりや、徹底した個店経営により、業績を伸ばし続けてきた。ユニーの既存店を5年間で100店舗「MEGAドン・キホーテUNY」に転換するなど、この提携によりさらなる成長をめざす。（T）