オーケー(神奈川県/二宮涼太郎社長)は11月26日、大阪府東大阪市に「オーケー高井田店」(以下、高井田店)を開業し、ついに関西進出を果たした。開業日はオープン前から多くのお客が列をなし、関西内外からメディア関係者も集結。関心度の高さをうかがわせた。関西小売市場の“混沌”をさらに促すであろう同店の売場づくりや商品政策(MD)、そして二宮社長が激白した関西における今後の展望を、余すことなくレポートする。
700坪超の関西旗艦店、誕生!
「多くのお客さまに来ていただき、ほっとした」。高井田店のオープン直後、報道陣の囲み取材に対応した二宮社長はこう切り出しながらも、その表情からは大きな手応えを得ている様子が見て取れた。
高井田店では開業1週間前から、会員プログラム「オーケークラブ」の申し込みを店頭で受け付けたが、同期間だけでおよそ3000人が登録したという。そして当日は小雨が降りしきるなか、オープン前から多くのお客が列をなし、当初予定よりも前倒しで開店。その後は入場規制が敷かれるほどの大混雑となり、地下1階の売場はやや殺伐とした雰囲気すら漂うほど、多くの人々でごった返した。
オーケーが関西スーパーマーケット(兵庫県/中西淳社長)の争奪戦で
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