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「イオンタウン茨木太田」が3月27日開業、東芝茨木工場跡地に

「イオンレイクタウン茨木太田」を含む施設の完成イメージ図
複合開発「茨木スマートコミュニティ」の商業機能を担う施設としてオープンする(施設イメージ)

 イオン傘下のイオンタウンは3月27日、大阪府茨木市にショッピングセンター(SC)「イオンタウン茨木太田」をオープンする。2008年まで操業していた東芝茨木工場の跡地約18.5ヘクタールで進む複合開発「茨木スマートコミュニティ」の商業機能を担う。

 同SCの敷地面積は2万9852平方メートル、総賃貸面積は1万7412平方メートルで、ダイエーが運営する食品スーパー「イオンフードスタイル」のほか、家具の「ニトリエクスプレス」、家電の「コジマ×ビックカメラ」、ドラッグストア「ウエルシア薬局」、カジュアル衣料の「ユニクロ」など51店舗が出店する。

 核店舗のイオンフードスタイルでは、新型コロナウイルスの感染拡大以降、需要が高まっている「ダイエーネットスーパー」を4月22日から開始する予定。店舗周辺に商品を配達するほか、ドライブスルー方式で商品を受け取れる「ドライブピックアップ」にも対応。店外には「ピックアップロッカー」を設置し、非接触・非対面で商品を受け取れるようにする。

 2階建てSCの1階には、生鮮3品やスイーツ、ベーカリーなど10店舗が集積した食物販ゾーン「茨木太田マルシェ」、西日本初出店の韓国発チキン料理の店などレストラン5店舗が集まる「茨木太田ダイニング」を設置。購入した商品を屋外で食べられるテラス席も設ける。

 茨木スマートコミュニティ構想は茨木市と民間企業が共同で進めており、野村不動産や三井不動産レジデンシャルなどが大規模な住宅開発を行う。19年4月には追手門学院大学のキャンパスや付属の中学・高校が開校しており、追手門学院も街づくり協議に参加する。