10Xがイトーヨーカドー ネットスーパーアプリ』の本格運用を開始
新型コロナウィルスの感染拡大が続く中、米国をはじめグローバルでネットスーパーおよび非接触型ショッピングに対するニーズが高まっている。そうした状況を背景にこのほど、株式会社イトーヨーカ堂と、株式会社10X(テンエックス、以下「10X」)は、『イトーヨーカドー ネットスーパーアプリ』の本格運用を6 月15 日より開始した。
『イトーヨーカドー ネットスーパーアプリ』は、ネットスーパーの注文を専用で行える、業界初のアプリ。売場をスムーズに移動でき、商品を探しやすいユーザーインターフェースを採用したレイアウトや、旬の食材を使った7000以上の献立レシピと連動し、必要な商品がワンタップで買物できる機能、また、お買い得商品だけをまとめた「広告の品リスト」やお気に入りの商品を保存できる「マイリスト」機能等、短時間で便利にネットスーパーでの買物体験が楽しめる。
ネットスーパー等の食品EC事業を垂直立ち上げ可能なソフトウェア「Stailer」
10X は国内食品流通のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させるため、ネットスーパー等の食品EC事業を垂直立ち上げ可能なソフトウェア「Stailer」・事業コンサルティング等を提供している。
Stailerは、ネットスーパー事業の立ち上げ・運営を行う小売・流通事業者様を対象としおり、レガシーなシステムを置き換え、便利な顧客体験を実現するサービスとなっている。長期的にネットスーパー事業を成長させるために必要なAPI、データベース、エンドユーザー向けのアプリ、分析ツールといったシステムをフルセットで提供している。
既にネットスーパーを運営中の事業者様にとっては、既存のシステムの改修を必要とせずに利便性の高いスマートフォンアプリを提供することができ、ユーザー層の拡大や継続率の向上をサポートしている。
また、新たにネットスーパーを展開される事業者様にとっては、既存の商品データをStailerと連携するだけで、ラストマイル配送やドライブスルー受け取りに対応したネットスーパーの展開が可能である。同時に、必要なパートナー選定やシステム連携等も10Xがサポートし、スムーズな立ち上げが可能となる。
「Click & Collect(クリック&コレクト)」が日本市場でも普及する
10Xでは、日本のスーパーマーケット市場におけるネットスーパー導入が低水準にとどまっている背景として、店舗ごとに商品在庫・配送枠等を管理する複雑なシステム構成やシステムのレガシー化、流通小売業におけるDXを推進する人材不足など、事業環境変化への対応が遅れていると分析。
しかし、今後、新型コロナウィルスの感染拡大防止や消費者の非接触による買物ニーズの高まりから、ネットスーパー導入が加速するとともに、ネットで注文した商品を店舗やドライブスルーで受け取る非接触型のショッピングスタイル「Click & Collect(クリック&コレクト)」が日本市場でも普及するとみている。
【10Xについて】
10X は国内食品流通のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させるため、ネットスーパー等の食品EC事業を垂直立ち上げ可能なソフトウェア「Stailer」・事業コンサルティング等を提供している。