住友商事株式会社は17日、東京神田エリアにおけるオフィス開発の核となる複合ビル「KANDA SQUARE」が竣工したと発表。敷地面積は9761平方メートルで、同社の不動産事業にとっては過去最大規模となる。
当ビルは東京電機大学神田キャンパスおよび神田警察署の跡地に立地し、地上21階、地下1階の複合ビル。1階が商業ゾーン、2階が最大1000人収容できる多目的ホール、3階が最大210名収容の小ホール及び会議室、5階―21階がオフィスとなっており、グランドオープンは6月上旬を予定している。
商業ゾーンにおいてはカフェ、レストラン、バルのほかに、都市型スーパーマーケットやベーカリー、コンビニエンスストアなど、オフィスワーカーだけでなく周辺居住者や来街者も楽しめる全13店舗が出店予定だ。
また、東京電力ホールディングスが提供している電力供給サービス「プレミアムグリッドサービス」を導入することにより、非常時にエリアを限定して電力の供給や融通が可能となり、災害時の帰宅困難者の受け入れや、施設の一部を地域に開放することが可能となっている。
施設概要
所在地 :東京都千代田区神田錦町二丁目2番地
敷地面積:9,761.29平方メートル
建築面積:5,008.80平方メートル
延床面積:85,257.33平方メートル
階数 :地上21階、地下1階、塔屋1階
建物高さ:121メートル