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米ベータ、2020年夏に日本初出店!リアル店舗の運営サポートをサブスクで提供

ベータ(b8ta)
2020年夏、日本の新宿と有楽町に初出店すると発表

 米ベータ(b8ta)は1月31日、ベンチャーキャピタルである米エボリューション・ベンチャーズ(Evolution Ventures)と合弁でベータ・ジャパンを設立。2020年夏、新宿と有楽町に初出店すると発表した。今回の日本への参入では、株式会社丸井グループ、三菱地所株式会社、株式会社カインズがそれぞれエボリューション・ベンチャーズへ出資、凸版印刷株式会社も米ベータへ出資する。

 ベータが提唱するRaaS(リテール・アズ・ア・サービス)、「サービスとしての小売」とは、リアル店舗への出店をより手軽に実現するためのサブスクリプションモデル(月額課金モデル)である。例えば従業員の手配やシフト管理、教育、在庫管理、ロジスティクス、POSなど、店舗に必要な運営リソースが付帯サービスとしてサブスクリプションメニューに含まれる。また、店内に設置したカメラを通じて来店者の行動を分析、プロモーションに活かすツールも提供する。

 このRaaS(リテール・アズ・ア・サービス)のパイオニアであるベータは、2015年に米サンフランシスコで創業。2020年1月現在までに、米国内で24店舗、ドバイ(UAE)に1店舗を展開している。

 ベータは「リアル店舗への出品をオンライン広告を掲載するのと同じくらい手軽なものにする」ことを目指し、サービスを提供している。ベータ・ジャパンの代表として、北川卓司(きたがわ たくじ)氏が就任。日本での出店の詳細及び、今後の事業展開については、20年3月頃の記者発表会にて説明するとしている。

ベータの店内イメージ