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バイヤー58人が回答!値上げの影響と対策、23年商品面での差別化策は?

食品MD大

「ダイヤモンド・チェーンストア」誌では、2022年の11月から12月にかけて、バイヤーを対象にした商品政策に関するアンケート調査を実施した。合計58人の回答からは、原材料費などの高騰による仕入れ価格の上昇と消費者の節約志向に頭を悩ませながらも、さまざまな工夫を凝らすバイヤーの姿が浮かび上がってくる。

物価高騰のインパクト大 買い上げ点数が減少

 今回のアンケート調査には58人のバイヤーが回答した。「総菜」を担当するバイヤーが最も多く、「グロサリー」「水産」「日配品」と続いた(Q1)。なんらかの食品を担当しているバイヤーが回答者の中心である。

 1年間の景況感に関する回答を見てみると(Q2)、「非常に悪い」「悪い」の回答の合計が8割を超え、「よい」「非常によい」を大幅に上回った。多くのバイヤーが物価高騰の影響を指摘しており、仕入れ価格や販売価格が上昇する一方、消費者の財布の紐が固くなっている様子をうかがい知ることができる。

 Q3では既存店の1年間の動向を訪ねた。「売上高」については、「減った」との回答が41.4%であり、「伸びた」とする回答の36.2%を上回った。その理由としては、消費マインドの冷え込みの影響を指摘する声が多い。こうした傾向は「客数」でより顕著であり、5割を超えるバイヤーが「減った」と回答した。

 多くの商品で価格の見直しが行われたことにより、「客単価」は上昇傾向が強く、78.3%のバイヤーが「上がった」と回答した。その半面、「買い上げ点数」は苦戦し、「減った」との回答が77.2%であった。景況感の悪化や売上高の減少傾向を踏まえれば、客単価は上昇しているものの、価格の見直しによる客数減少や買い上げ点数減少の影響が色濃く見えた1年だったと考えられる。

ヒット要因は「健康志向」商品開発がより重要に

競合他社と差別化するためのポイントとして「独自商品の販売」を重視する傾向が大きく高まった(写真はカスミのオリジナルブランド「MiiL」)

 Q4では、22年の

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