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美容と健康にカリフォルニアプルーン!日本でのマーケティング活動を強化

カリフォルニアプルーン協会はカリフォルニアプルーン最大・最重要マーケットである日本でのマーケティング活動を強化。ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含み、安心・安全で高品質なカリフォルニアプルーンの魅力を広く訴求していく。

全世界の40%の供給を担うプルーンの一大生産地

カリフォルニアプルーン協会のロゴマーク
www.prune.jp

 カリフォルニアプルーン協会は、カリフォルニア州食糧農業長官管轄のもと、カリフォルニアプルーンの生産者および加工業者を代表する機関として1952年に設立された。同協会は現在アメリカ本部のほか、日本など主要な国際市場である国々に拠点を持ち、幾世代にもわたって受け継がれた生産者の栽培技術と経験に裏打ちされた高品質なプルーンを、世界中に届けるため活動を続けている。

 プルーンとはプラム(西洋すもも)を乾燥全世界の40%の供給を担うプルーンの一大生産地させたものを指す。プラムすべてがプルーンになるわけではなく、種がついたまま乾燥させても発酵しないプラムだけがプルーンと呼ばれる。

 カリフォルニアは、サクラメント渓谷およびサンホアキン渓谷に位置する14郡に跨る果樹園を擁しており、世界最大のプルーン生産地となっている。カリフォルニアプルーンは、アメリカ国内全生産量の99%を占めており、全世界で見ても生産量の約40%を占めている。

 カリフォルニアプルーンは南フランス、アジャン地方を原産地とした改良フランス種でつくられる。皮膚や粘膜を健康に保つビタミンA、骨の形成に関与するビタミンK、代謝を促すB群、細胞を守るビタミンEのほか、高血圧リスクを低減するカリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などの各種ミネラル、食物繊維も豊富に含まれており、低GI食品で血糖値が上がりにくい点も魅力となっている。

健康意識の高まりから、プルーンの需要も拡大

世界最大の生産地でつくられた高品質のカリフォルニアプルーン。豊富な栄養素を持つ健康食材として世界中で親しまれている

 忙しい現代人に不足しがちな栄養素がつまった健康食として、世界中で食されてきたカリフォルニアプルーンだが、なかでも日本は最重要マーケットと位置づけられており、過去30年以上にわたり良好な関係を築いてきた。

国際マーケティング兼コミュニケーション担当ディレクター
エスター・リットソン‐エリオット氏

 カリフォルニアプルーン協会で国際マーケティング兼コミュニケーション担当ディレクターを務めるエスター・リットソン‐エリオット氏はコロナ後初めて来日し、アメリカ大使館をはじめ多くのインポーターとミーティングを実施。百貨店やスーパーマーケット、ドライフルーツ専門店など日本の売場も視察し、陳列方法をはじめヘルシーさや栄養価を紹介する販促ツールに深い感銘を受けたという。

 コロナ禍以降、消費者の健康意識の高まりから、多様な栄養素を豊富に含むプルーンの市場価値はますます高まっている。カリフォルニアプルーンの対日輸出量も増加傾向にあることから、カリフォルニアプルーン協会では日本でのマーケティング活動をさらに強化していく考えだ。

 プルーンはそのまま食べることが主となっているが、菓子やパンに練り込んだり、スムージーに入れたりなど、さまざまな楽しみ方ができる。同協会のホームページではプルーンを使ったさまざまなレシピを紹介しているが、今後はTwitterやInstagramといったSNSも活用してプルーンのおいしい食べ方や健康価値を訴求していく。来春にはテレビCMの投入やCMと連動した売場展開も予定しており、カリフォルニアプルーンの魅力を幅広い世代に向けて発信していく予定だ。