「みそJAS(日本農林規格)」は、みその海外市場における競争力の強化や日本からの輸出拡大などを目的に、今年3月31日に制定された。生産時に使用するこうじ菌を「アスペルギルス・オリゼー」に限定、こうじは「ばらこうじ」または「豆こうじ」で生産することが規格化されたことで、日本の伝統的な製法でつくられたみそであることを示すことができる。
今回、みそで初めてJASマークを表示する「料亭の味」は、今年で発売40周年を迎えるマルコメのベストセラー商品。風味豊かな信州赤系のコメみそをベースに、かつおだし、昆布だしを程よくブレンドした、だし入りみそ。パッケージには、2022年10月より期間限定で出荷する復刻デザインからJASマークを表示する予定だ。「料亭の味」には、〈減塩〉や、上品な味とコクが特徴の焼きあごだしをベースにした〈あごだし〉、信州みそに麦みそを合わせたまろやかな旨味と甘みのある〈米麦合わせ〉などをラインアップしている。