[パリ 7日 ロイター] – 国連食糧農業機関(FAO)が7日発表した9月の世界食料価格指数は平均130.0ポイントと、8月の128.5(127.4から改定)から上昇し、2011年9月以来の高水準となった。
上昇は2カ月連続。穀物と植物油の価格上昇を受けた。
前年比では32.8%上昇。
品目別では穀物価格指数が前月比2.0%上昇、植物油価格が1.7%上昇。穀物の中では需要が力強かった小麦が4%近く上昇した。
FAOはまた、今年の世界穀物生産が過去最高の28億トンとなる一方で、消費がそれをしのぐ28億1100万トンになる見通しだとした。