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第4四半期ユーロ圏GDP確報値、前期比0.7%減 封鎖で消費不振

ドイツのフォルクスワーゲンの工場
欧州連合(EU)統計局が9日発表した昨年第4・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)確報値は改定値から下方改定された。写真はドイツのフォルクスワーゲンの工場。昨年4月撮影。代表撮影(2021年 ロイター)

[ブリュッセル 9日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が9日発表した昨年第4・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)確報値は前期比0.7%減と改定値の0.6%減から下方改定された。前年同期比では4.9%減少。同改定値は5.0%減だった。

第4・四半期はロックダウン(都市封鎖)で個人消費が急減した。消費はGDPを前期比1.6%ポイント、前年比で4.1ポイント押し下げた。

在庫は0.6ポイント、政府支出は0.1ポイント、投資は0.3ポイントそれぞれ成長率を押し上げた。一方、純輸出の寄与度は

0.1ポイントのマイナスだった。

第4・四半期の就業者数改定値は前期比0.3%増の1億5790万人となった。ロックダウンの影響で第3・四半期の1.0%から伸びが減速し、前年同期比では310万人減少した。

労働時間は前期比1.6%縮小した。第3・四半期は一時的に封鎖が解除されたため14.4%急拡大していた。