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米コストコの第1四半期、Eコマース鈍化で売上高が予想下回る

米イリノイ州グレンビューのコストコ店舗
12月12日、米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールが発表した第1四半期(11月24日終了)は、Eコマース売上高の伸び鈍化で総売上高が予想に届かなかった。米イリノイ州グレンビューのコストコ店舗で2016年5月撮影(2019年 ロイター/Jim Young)

[12日 ロイター] – 米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセール が発表した第1四半期(11月24日終了)は、Eコマース売上高の伸び鈍化で総売上高が予想に届かなかった。

総売上高は370億4000万ドル。リフィニティプがまとめたIBESデータによると、アナリスト予想平均は372億5000万ドルだった。

今年の感謝祭が第2四半期に当たったことも、第1・四半期の売上高に影響したという。

第1・四半期のEコマース売上高は、前年比5.7%増。第1・四半期は21.9%増、前年同期は26.2%増だった。

ただ、燃料価格や為替相場の変動による影響を除いたベースでの既存店売上高は5%増で。アナリスト予想平均の4.95%増を上回った。

純利益は8億4400万ドル(1株当たり1.90ドル)と、前年同期から10%増加した。

一時項目を除いた1株当たり利益は1.73ドルで、市場予想(1.72ドル)を上回った。

決算発表を受け、今年45%上昇していた同社株価は時間外取引で約1%下落した。