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米アムジェン、中国バイオ企業に27億ドル出資

医薬品大手アムジェンのロゴ
10月31日、米医薬品大手アムジェンは、中国のバイオテクノロジー会社、百済神州(ベイジーン)の株式20.5%を現金約27億ドルで取得すると発表した。写真はサンフランシスコで2013年10月撮影(2019年 ロイター/Robert Galbraith)

[ロサンゼルス 31日 ロイター] – 米医薬品大手アムジェンは31日、中国のバイオテクノロジー会社、百済神州(ベイジーン)の株式20.5%を現金約27億ドルで取得すると発表した。

世界2位の医薬品市場である中国で事業を拡大する。

ベイジーンの米国預託証券(ADS)1単位当たりの取得価格は174.85ドル。

ベイジーンは、アムジェンの抗がん剤3種類を中国で商品化するほか、アムジェンの抗がん剤開発にも協力する。

ジェフリーズのアナリスト、マイケル・イー氏は「中国には大きな商機があり、新たな収入源になる」と指摘。「アムジェンは中国で多くの製品を商品化しており、早期に事業を構築するのは非常に合理的だ」と述べた。

ベイジーンADSは時間外取引で25%上昇し173.10ドル。アムジェン株は213.25ドルで横ばい。