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米ホームデポ、新CEOにCOOのデッカー氏が昇格、3月1日付け

米ホームデポの新CEOエドワード デッカー氏
デッカー氏は2000年にホームデポに入社、主に商品部門でキャリアを重ねた

 米ホームセンター最大手のホームデポは1月27日、社長兼COO(最高執行責任者)のエドワード・デッカー氏が3月1日付けでCEO(最高経営責任者)に昇格すると発表した。会長兼CEOのクレイグ・メネア氏は会長職にとどまる。

 デッカー氏は2000年にホームデポに入社、20年10月から社長兼COOを務める。COO就任前は商品部門責任者のエグゼクティブ・バイス・プレジデントとして、店舗とオンラインストアのマーチャンダイジング全般を統括していた。

 ホームデポでは8年ごとのトップ交代が定例化しており、現CEOのメネア氏は2014年から経営陣を率いてきた。その前は、フランク・ブレイク氏が2007年から2014年、ロバート・ナルデリ氏が2000年から2007年までCEOを務めた。

 2022年1月期第3四半期(21年8〜10月)末で、ホームデポは米国とカナダ、メキシコ、プエルトリコなどで2317店舗を展開している。同四半期の売上高は前年同期比9.8%増の368億ドル(約4兆2000億円)、営業利益は19.4%増の57億ドルだった。