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全国スーパー、4月の既存店売上高は6.0%増、2カ月連続のプラス

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日本チェーンストア協会が発表した加盟56社の4月の売上高は、既存店ベースで前年同月比6.0%増となり、2カ月連続で前年実績を上回った。千葉で2020年5月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 日本チェーンストア協会が発表した加盟56社の4月の売上高は、既存店ベースで前年同月比6.0%増となり、2カ月連続で前年実績を上回った。主力の食料品は前年に内食需要が大きく伸びた反動でマイナスとなる一方、衣料品と住関品は前年に落ち込んでいた反動でプラスとなった。

 食料品は3.2%のマイナスだった。生鮮3品では農産品が6.3%減、畜産品が8.7%減だったが、水産品は1.4%伸びた。総菜も17.2%増と好調だった。加工食品などその他食品は6.0%のマイナスだった。

 衣料品は74.3%と大きく伸びた。紳士衣料は約2倍、婦人衣料は約1.9倍に増加した。住関品は16.2%増で、大型冷蔵庫や空気清浄機、扇風機などが好調だった家電製品が52.6%の大幅な増加。ランドセルやマグボトル、弁当箱など新入学需要が堅調だったことで、日用雑貨品も12.3%増と2ケタの伸びを示した。