1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。マミーマートは、丸広百貨店が2月まで営業していた「ファミリーまるひろ日高店」の跡地に5月22日、「生鮮市場TOP高麗川店」(埼玉県日高市埼玉県日高市南平沢1010)をオープンする。日高市内での出店は初となる(5月14日〜20日のニュースをまとめました)。
コープさっぽろ
サッポロドラッグストアーの商品販売を開始
5月16日コープさっぽろは、日用品部門でサツドラホールディングスの子会社・サッポロドラッグストアーとフランチャイズ加盟店契約を締結した。これまで取り扱いがなかった商品や、サッポロドラッグストアーのPB商品の販売が可能になった。
ヤマザワ
「中野栄店」オープン
ヤマザワは5月19日、宮城県仙台市に「中野栄店」をオープンした。旧「高砂店」の建て替えによるオープン。売場面積は旧店舗の約2/3となったが、多段式のケースを使用して品揃えの充実を図った。売場は、青果から始まる右回りのワンウェイスタイルにし、カット野菜・サラダなどの即食系の商品をはじめ、ミールキットなどのコーナーを配置した。精肉売場では店内加工による鮮度向上にウェイトを置き、ニーズに合わせた個食パックやハム・加工品を充実。平田牧場の金華豚などの上質品も展開していく。鮮魚売場では刺身コーナーで「柵」商品を強化したほか、フライパンメニューや冷凍漬け魚・干し物などの簡単メニューも提案していく。
- 所在地・・・・・宮城県仙台市宮城野区栄2-24-10
- 売場面積・・・302坪
- 年間売上・・・10億円
- 従業員数・・・正社員8名、ストア社員ほか60名
カスミ
千葉県で移動スーパーを初運行
「フードスクエアカスミ押堀店」リニューアルオープン
カスミは5月24日から千葉県船橋市で、「フードスクエアカスミ咲が丘店」を拠点とする移動スーパーを運行する。これまで茨城県内の8市1町で合計12台を運行してきたが、千葉県では初めてとなる。船橋市では利用者が車両に乗り込まずに買物ができる軽車両を導入。おにぎりや弁当、生鮮食品、生活必需品など約650品目を搭載する。地域住民の要望と船橋市の協力のもとに21ヶ所を選定し、土・日曜日を除く週5日、1日に5~6ヶ所を巡回する。
また同社は5月21日、「カスミ押堀店」を「フードスクエアカスミ押堀店」としてリニューアルオープンする。2007年3月開店の同店をフードスクエア業態に転換した。「安全・安心」「健康」「即食」をキーワードに、「品質・鮮度・味」にこだわった商品の提供とメニュー提案を行っていく。
- 所在地・・・・・千葉県東金市押堀33
- 売場面積・・・677坪
- 駐車台数・・・226台
- 従業員数・・・正社員11名、パート・アルバイト46名(7.75時間換算)
コープみらい
市川店でネットスーパーをオープン
返済不要の奨学金 今年度は新たに362名
コープみらいは6月1日、コープ市川店(千葉県市川市)にネットスーパー「こーぷのねすぱ」をオープンする。コープみらいのネットスーパーとしては4店舗目、千葉県内では初となる。配送エリアは市川市の一部、船橋市の一部で、配送時間を12時から21時とし、1日5便体制とした。ネットスーパーでは人気商品を中心に、生鮮食品から冷凍食品、日用雑貨など約8,000点を取り扱う。
また、コープみらい社会活動財団は、2021年度の「コープみらい奨学生」362名を決定した。コープみらいの組合員で、経済的な負担が大きいひとり親家庭の高校生・高等専門学校生が対象で、新入生241名、在校生121名に、年12万円を給付する。返済は不要。
ライフコーポレーション
<首都圏>産地応援で「北海道フェア」を開催
ライフコーポレーションは首都圏の店舗で5月15日、銘産品メーカーの支援を目的にした北海道の人気土産品の特別販売を開始した。六花亭の「マルセイバターサンド」や西山製麺の「札幌すみれ味噌ラーメン」など24品を取り揃えた。
マックスバリュ東海
「長久手店」リフレッシュオープン
マックスバリュ東海は、2011年に開店した「長久手店」を改装し5月14日に再オープンした。“お買い物を、「楽しく」「簡単・便利に」「欲しい分だけ」買えるお店”を店舗コンセプトに、売場、設備を刷新。①「じもの」商品の拡充、②店内加工した「おいしい」商品の提供、③多様なニーズに対応した商品の販売、④ネットスーパーの展開、を目標に掲げた。
- 所在地・・・・・愛知県長久手市丁子田17-6
- 売場面積・・・563坪
- 営業時間・・・24時間
- 駐車台数・・・155台
- 従業員数・・・55名(うち正社員9名)
JAグリーン近江
売れ残った新鮮野菜・果物を「DIYキット」にして販売
JAグリーン近江は、全農ECソリューションズが開設したクラウドファンディングサイト「AGRISSIVE!(アグリッシブ)」で、5月17日から7月31日の間、「直売所スムージーDIYキット~売れ残り新野菜をレスキュープロジェクト~」を実施する。食品ロス・フードロス削減を目的に取り組むもので、閉店までに売り切れなかった旬の新鮮な野菜や果物をスムージー用・スープ用にカットし、冷凍したものを詰め合わせて販売する。冷凍野菜は食べやすいよう一口サイズ程度にカット。参考レシピも同封する。販売が好調であれば、全国の直売所での展開も視野に入れていく。今回は、「スムージーDIYキット4袋」「スープDIYキット4袋」「スムージーDIYキット2袋・スープDIYキット2袋」の3種類を用意した。購入価格はいずれも2,600円。
プロジェクトページ:https://agrissive.com/shop/g/g0600/
マックスバリュ西日本
「イクボク企業同盟」に加盟
マックスバリュ西日本は5月11日、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンが主催する「イクボク企業同盟」に加盟した。「イクボク」は、職場で共に働く部下・スタッフのキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる経営者・管理職のこと。加盟を通じて管理職の意識改革を進め、働きやすさの追求を実現していく。マックスバリュ西日本のイクボク企業方針は以下の5つ。
- 2025年までに女性管理職比率50%を目指し、取り組みを進める。
- 各地方公共団体、各地域の他企業と連携して女性活躍を進める。
- 多様な価値観を尊重し、誰もがいきいきと働ける職場環境をつくる。
- 働き方改革を推進し、従業員ひとり一人のワークバランスの実現に努める。
- お客さま・従業員ともに「笑顔」になり、お客さまと歩み続ける企業を目指す。