1週間のコンビニエンスストア(CVS)に関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。ファミリーマートは中元・夏ギフトとして、「夏の贈り物」カタログギフトの展開を5月15日から開始した。今年度は、これまでの「ファミリーマート」と「三越」ブランドに加え、「伊勢丹」ブランドの商品も取り扱っていく。「伊勢丹」ブランドでは、伊勢丹の目×職人の手、伝統×革新、和×洋などをテーマにした、食のギフトコレクション「ISETAN FUSION」などを用意。また、従来から品揃えしている「三越」ブランドでは、東京・京都・奈良・九州の4館の国立博物館とコラボレーションした「国立博物館コラボレーションギフト」や、全国の風土が生み出した個性あふれる素材に注目した「ID47」などを取り揃えた(5月11日〜17日のニュースをまとめました)。
セブン-イレブン
「2021夏ギフト」は“日本列島自慢のごちそう”
<熊本県>県産食材使用の限定商品3品
セブン-イレブン・ジャパンは5月17日から、“日本列島自慢のごちそう”を取り揃えた「2021夏ギフト」の受付をセブン-イレブン各店舗で開始した。今年の「夏ギフト」は、日本全国の古くから伝わる郷土料理や土地の恵みを活かしたソウルフードを“日本列島自慢のごちそう”としてラインナップ。さまざまな贈り物ニーズに応えていく。受付期間は8月19日まで(ネット受付は8月24日まで)。
また同社は、熊本県が誇る優良な食材を使用した冷凍パスタなど3品を、5月11日から順次県内のセブン-イレブン各店舗で発売。今回発売した3品は、県産トマトや県で育成したイチゴ品種の「ゆうべに」を使用した。
- 「熊本県産トマトの冷製パスタ」(税抜430円)
- 「熊本県産桃太郎プレミアムトマトのサラダ」(税抜278円)
- 「熊本県産ゆうべにのジャム&クリーム」(税抜138円)
ローソン
健康意識に対応した菓子パン・惣菜パン
専門店との共同開発第2弾のスイーツ・パン
ローソンは5月11日から順次、全国の店舗で、糖質が小麦粉よりも低い“もち麦”を使用した「もち麦のあんフランスパン 発酵バター入りマーガリン使用」(税込150円)や、小麦粉の一部を“乾燥おから”に置き換えることで糖質を抑えた「しっとりカステラケーキ」(税込120円)など5品を発売した。他の3品は、「糖質オフのしっとりパン サラダチキン柚子胡椒2個入」、「もち麦のチーズフランスパン」、「もち麦ぱん チーズクリーム&ダブルベリー2個入」(いずれも税込150円)。“健康・機能性”ベーカリーはリピート購入率が30%と高く、今年4月の販売高は昨年比で約3割増となった。
また同社は5月18日、生クリーム専門店「Milk」とコラボレーションした、クリームのおいしさにこだわったスイーツ、ベーカリーを全国で発売する。「Uchi Café」からは、北海道産生クリームを使用したパンナコッタに、道産生クリームをブレンドしたホイップクリームと練乳ソースをトッピングした“パンナコッタ”(税込255円)、もっちりとした歯切れのよい生地に、2種類の道産生クリームをブレンドしたホイップクリームと練乳ソースを包んだ“どらもっち”(税込195円)の2品を発売。「LAWSON BAKERY」からは、フランス産小麦の小麦粉をブレンドした生地に、道産生クリーム入りホイップクリームをブレンドした“クロワッサン”(税込140円)、ブリオッシュ生地に道産生クリーム・カスタードクリームを合わせたカスタードホイップと練乳ソースをサンドした“ちぎりパン”(税込140円)を発売する。
ミニストップ
「アンチョビガーリック風スナック」
再び「大きなカントリーマアム バニラ」
ミニストップは5月11日、“家飲み”需要の高まりに合わせ、バルなどで人気のアヒージョをイメージしたコーンスナック「アンチョビガーリック風スナック」(税込108円)を発売した。にんにくなどを使用した、酒のつまみに合う“自宅でしか食べられないようなパンチの効いたスナック菓子”シリーズの第5弾となる。口に入れた瞬間に、旨みの強いアンチョビの風味と香ばしいガーリックが広がる、濃厚な味付け。
また同社は、不二家とコラボレーションした「大きなカントリーマアム バニラ」(税込129円)を、5月13日から1日当たり約1万個の数量限定で全国販売した。4月20日の発売後、数日でほぼ売り切れになるほどの大きな反響を呼び、一時休止していた販売を再開したもの。「ココア」についても再販売する予定。