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週刊スーパーマーケットニュース U.S.M.H、アプリを通じた完全非接触の店頭受け取りサービスを導入

1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。U.S.M.Holdingsは、同社の提供するアプリ「Online Delivery Ignica」(「U.S.M.Hオンラインデリバリー」から改称)を通じ、無人ピックアップルームでの店頭受取サービスを開始する。注文から受け取りまで完全非接触のサービスで、アプリとフォトシンス(東京都港区)が提供する「Akerun入退室管理システム」を連携させることで、セキュリティの高い無人受け渡しを実現した。無人ピックアップルームのロック解除や、受け取り時の本人認証をアプリを通じて行う。11月16日から「マックスバリュおゆみ野店」で開始。12月上旬には「フードスクエアカスミ柏千代田店」と「カスミ鹿嶋スタジアム店」でもサービスを開始する(11月20日~26日までのニュースをまとめました)。

ヤオコー
「古河大堤店」オープン

 ヤオコーは11月26日、茨城県古河市に「古河大堤店」をオープンした。茨城県では7店舗目の出店で、合計店舗数は168となった。“毎日の食事を楽しく、笑顔になるお店”をストアコンセプトに、以下のような売場づくりを行っていく。

<生鮮>精肉は「輸入豚肩ロース肉」をはじめ、豚ブロック肉を値頃で豊富に品揃えした。また、季節や時間帯に合わせてメニューの提案を積極的に行っていく。鮮魚は「鮮度」、「品揃え」、「値頃」を打ち出した近海魚を主力に展開。切り身の魚種も豊富に取り揃える。野菜は「鮮度・旬・値頃」を訴求し、果実はカットフルーツや小量目商品を提供していく。

<デリカ>総菜は鉄板焼き商品で出来立てをアピールし、自家製厚焼玉子を使用した総菜をコーナー化。新たな“名物商品”として強化していく。米飯は、幕の内弁当や丼ものなど常時3種類以上を取り揃え、おかずは「ちょっとがイイネ!」から大量目まで約20アイテムを展開。寿司は国産生本鮪を使用した太巻や海鮮ちらしを強化した。インストアベーカリーは人気のピザだけでなく、「発酵バター使用の食パン」を看板商品にする。

<日配・グロサリー>日配食品は豆腐、揚げ、ヨーグルトを強化、幅広い品揃えに努めていく。グロサリーでは、調味料売場の品揃えを充実させ、減塩、アレルギーなどの身体を気遣う商品群の展開にも力を入れた。

サミット
「五反野店」オープン

 サミットは、1977年3月に開店した「サミットストア五反野店」をスクラップアンドビルドし、12月9日新たにオープンする。売場面積を旧店舗の約1.4倍に拡大し、快適に買物ができるよう新規に専任の案内係を配置するほかキッズスペースを設置。2階には新たにテナントを導入し、3階にはクリニックエリアを設けることで、さらに地域に密着した店舗を目指す。

バロー
「SM光ヶ丘店」オープン

 バロー239店舗目となる「スーパーマーケットバロー光ヶ丘店」が11月28日にオープンする。畜産・青果・鮮魚部門とも、旬と鮮度にこだわり抜いた食材を買得価格で提供。地域のニーズを汲み上げながら、商品力を強化していく。

ライフコーポレーション
「ビオラル丸井吉祥寺店」オープン
「水元店」改装オープン

 ライフコーポレーションは12月19日、首都圏第1号店となるナチュラルスーパーマーケット「ビオラル丸井吉祥寺店」をオープンする。オーガニック野菜や地場野菜、有機玄米を使用した弁当など、「オーガニック・ローカル・ヘルシー」をコンセプトにした商品を数多く取り揃える。

 また同社は、2000年11月に開店した「ライフ水元店」を改装し、11月21日に再オープンした。内装や商品ケースを刷新、より買い回りやすい売場づくりを行った。商品では、こだわりの生ネタでつくるにぎり寿司や海鮮丼などの「うを鮨」をはじめ、手づくりパンコーナー“小麦の郷”では、店内で揚げたカレーパンやドーナツなどを品揃え。また、介護用品やベビー用品、ペットフードなども種類豊富に提供していく。

ベルク
「佐倉志津店」オープン

 ベルクは11月25日、「ベルク佐倉志津店」をオープン。従来の方針に沿って、食のライフラインを使命とし、安心・安全な鮮度のいい食材や毎日使う加工食品を豊富に取り揃え、低価格で提供していく。

マックスバリュ東海
「エクスプレス浜松常盤町」オープン

 マックスバリュ東海は、浜松エリアでは初めての小型店となる「エクスプレス浜松常盤町」を11月26日にオープンした。食べ切り、使い切りを意識した小容量商品を拡充したほか、会計と商品の袋詰めを一連の流れで行えるカウンターレジを採用。小型店のため、陳列棚の高さ調整などによって日常の暮らしに必要な品揃えを確保した。「じもの」商品の導入も積極的に進め、普段使いにちょうどよい、便利で地域に密着した店舗運営を目指していく。

アークス
北関東の「オータニ」と経営統合

 11月17日アークスとオータニは、アークスを完全親会社、オータニを完全子会社とする経営統合を行うことに関しての基本合意書を締結した。オータニは1946年6月の創業で、栃木県を中心に31店舗を展開するスーパーマーケット。経営統合により、アークスは北海道から北関東地方の東日本エリアにおいて、食品流通企業グループを形成することになる。経営統合については、2021年3月を予定している。

コープこうべ
2店舗で「買いもん行こカー」のサービス追加

 コープこうべは、コープ桜が丘、コープ三木緑が丘で「買いもん行こカー」の運行を開始、運用車両は17台(19店舗)となった。65歳以上の組合員、障害者手帳を持つ組合員、妊娠中や未就学児を持つ組合員であれば、自宅と店舗の間を無料で送迎するサービスで、2016年10月にコープデイズ神戸北町でスタートした。