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オークワ、21年2月期の営業利益は83%増、2度目の上方修正

オークワ外観
オークワは9月30日、2021年2月期の連結営業利益が前期比82.7%増の63億円になりそうだと発表した。

 和歌山県が地盤のオークワは9月30日、2021年2月期の連結営業利益が前期比82.7%増の63億円になりそうだと発表した。同社は6月26日に通期営業利益予想を期初予想の37億円(前期比7.3%増)から44億5000万円(同29.0%増)に引き上げたが、今期2度目の上方修正となる。

 新型コロナウイルス感染拡大による内食需要の高まりが想定以上に続いており、食料品を中心に販売が好調に推移していることが要因。売上高に当たる営業収益は21年2月期通期で前期比4.7%増の2780億円を見込む。従来予想から40億円の上振れとなる。

 同社の既存店売上高は19年12月から10カ月連続で前年実績を上回っており、新型コロナの感染が広がった20年3月と4月は2ケタの伸びを記録。直近でも8月が5.1%増、9月が5.4%増と高い伸びが続いている。