2020年の1000社ランキングにランクインした食品スーパー(SM)のうち、本誌バックナンバーで3期分の売上高と当期純利益を比較可能な企業は257社。このうち、3期以上連続で増収・増益となったのは9社だった。前年の7社からはわずかに増えているものの、この数は全体の3.5%にすぎない。増収・増益を連続で達成することのハードルが依然高いことがわかる。
すべてのSM企業の中で最も長く増収・増益を継続しているのがヤオコー(埼玉県)だ。20年3月期は、売上高4013億円(対前期比5.3%増)、当期純利益115億円(同3.9%増)で、31期連続の増収・増益となった。なお、子会社のエイヴイ(神奈川県)も3期連続の増収・増益を達成しており、20年3月期の売上高は591億円(同9.3%増)、当期純利益は22億円(同13.6%)だった。
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