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週刊コンビニニュース ローソン、中国・南京市にプレハブ型の店舗をオープン

1週間のコンビニエンスストアに関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。コンビニエンスストアは、「近くにあって良かった」「開いてて良かった」という便利さが消費者に受けて成立してきた業態だが、ローソンの中国でのプレハブ店舗のオープンは、さらに業態革新を進める一助となりそうだ。ローソンが中国・南京市にオープンしたプレハブ型は、通常店舗に比べて店舗面積が半分以下の、標準タイプとなる約15坪と、さらに小さい約1.5坪タイプ。プレハブ素材を活用することで建設期間を大幅に短縮できるほか、店舗の移動や再設置が容易なことから、出店がむずかしかった公園や建設現場、駐車場などにも出店可能で、出店エリアの拡大が期待できる(7月28日〜8月3日のニュースをまとめました)。

写真は中国の別店舗(istock.com/Julien Viry)

セブン-イレブン
「お会計セルフレジ」全国導入を開始、ほか

 セブン-イレブンは、レジ接客の時間を短縮する取り組みの一環として、「お会計セルフレジ」の全国導入を9月以降、順次開始し、2021年8月までに完了する。買物客のレジで並ぶ時間の短縮や、従業員のレジ接客に対応する時間短縮など作業の効率アップを目的とした。キャッシュレス決済の利用促進と並行しての取り組みとなる。

 セブン-イレブンはまた、7月30日に東京都小平市と「資源循環に係る協定」を締結。市内19店舗に「ペットボトル回収機」を新たに設置し、ボトルtoボトルによるプラスチックのリサイクルを促進する。多摩地域における環境保全に努め、連携を強化することを目的とした協定締結。現在、「ペットボトル回収機」は東京都、埼玉県、茨城県、沖縄県の369店舗に設置されている。

ファミリーマート
食品ロス削減に向けた包装のサラダ
バイオディーゼル燃料を使った配送車両

 ファミリーマートは、食品ロス削減に向けた取り組みとして、特殊な包装技術(ガス置換包装)を採用し、おいしさを保持しながら消費期限を1日延長させたサラダ、「海老とブロッコリーのサラダ」(税込398円)と「豚しゃぶサラダ」(税込398円)を、7月28日から発売した。関東地方の一部店舗で取り組む。

 同社はまた、店舗の使用済み食用油(廃食油)を原料の一部として活用した「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を、店舗の配送車両で使用する循環型の取り組みをユーグレナ(東京都港区)と始める。横浜市内の一部店舗で使用した食用油を、ユーグレナが製造するバイオ燃料の原料の一部として使い、8月下旬以降、配送車両の燃料として利用していく。

ローソン
中国・南京市にプレハブ型の店舗をオープン
中国有数のリゾート地に初出店

 ローソンは7月31日、中国・南京市に、通常店舗に比べて店舗面積が半分以下の「プレハブ店舗」を2店舗オープンした。2店舗はそれぞれ、標準タイプとなる約15坪と、さらに面積が小さい約1.5坪タイプ。「プレハブ店舗」は店舗面積が小さいため、プレハブ素材を活用することで建設期間を大幅に短縮できるほか、店舗の移動や再設置が容易なことから、出店がむずかしかった公園や建設現場、駐車場などにも出店可能で、出店エリアの拡大が期待できる。また、外壁・屋根の断熱材を増やし、熱伝導を抑制することで店内の熱負荷軽減も可能となった。要冷機器の省エネ対策については、遠隔監視で行えるようにした。2020年度は、10店舗以上の出店を計画している。

 同社はまた、中国の海南青子実業と7月31日にエリアライセンス契約を締結。今秋にも海南省海口市に店舗をオープンする。海口市にある海南島は、毎年約8,000万人が訪れる中国有数のリゾート地で、観光客を中心にCVS出店への需要が高まっている。2023年までに海南省内で300店舗の出店を計画している。

ローソン
セット販売から単品販売に切り替えた「新鮮野菜市」

 7月31日より、じゃがいも、きゅうり、玉ねぎ、にんじんなどの野菜を、単品として全国店舗(沖縄県除く)で販売する。6月26日から7月25日のあいだ、毎週金曜日・土曜日に「新鮮野菜市」売場で野菜のセット販売を行ってきたが、利用者の選びやすい単品野菜を購入したいというニーズに合わせ、実施することにした。エリアごとに販売する野菜の種類や数量、産地は異なる。

セブン-イレブン
<岩手県>「厳選米シリーズ」から「いわて牛」を使ったおにぎり、ほか

 セブン-イレブンは7月28日、「山形県産つや姫おむすび いわて牛すき煮」(税抜185円)を県内の146店舗で発売した。地産地消の取り組みの一環。肉自体の旨みと脂の甘さが特長の「いわて牛」を、醤油と砂糖でシンプルに味付けし、肉本来のおいしさを味わえるよう仕立てた。

<宮城県>「厳選米シリーズ」から「仙台牛」を使ったおにぎり

 セブン-イレブンはまた、7月28日、「山形県産つや姫おむすび 仙台牛すき煮」(税抜185円)を県内の413店舗で発売した。地域の食を応援する取り組みの一環。肉質がよく、肉自体に甘みがある「仙台牛」を、醤油と砂糖で味付けし、肉のおいしさを感じられる「牛すき煮」に仕上げた。

<新潟県>「復興祈願花火フェニックス」協賛商品を発売

 2016年から行っている長岡花火を応援する取り組みで、今年はコロナウイルス禍で中止となったが、一般社団法人長岡花火財団が掲げる「想いを未来につなぐ」という考えに賛同し、売上の一部を「復興祈願花火フェニックス」協賛に充てる。応援商品として、地域に馴染みのあるメニューや原材料を使用した商品4品を、7月28日から8月31日まで県内460店舗で発売する。

<中国エリア>「瀬戸内レモンフェア」を初開催

 7月30日から順次、中国エリアの店舗で「瀬戸内レモン」を使用した6品を販売する「瀬戸内レモンフェア」を行う。6品を同時に販売するのは今回が初めてで、JA広島果実連の「瀬戸内レモン」を使い、地産地消商品として開発し販売する。

ファミリーマート
韓国風の甘辛ファミチキ

 人気の韓国料理“チーズタッカルビ”をイメージした「ファミチキ(チーズタッカルビ味)」(税込230円)を、7月28日に発売した。タッカルビソース味の鶏肉と衣のあいだに、スライスしたチーズを挟んだ商品。濃厚なタッカルビソースは、コチュジャンの辛みに隠し味の味噌を加えることで、甘辛さを引き立たせた。

お母さん食堂プレミアムに注目の新商品

 お母さん食堂プレミアムの新商品となる「タイで作ったグリーンカレー」(税込398円)を、7月28日から発売した。製造するタイの工場の従業員も“おいしい”と認めた注目のグリーカレー。また、お母さん食堂では、これまでの惣菜や冷凍食品に加え、カット野菜・豆腐・玉子などの日配商品も品揃えしていく。

「オレンジアールグレイの紅茶シフォンサンド」

 8月4日の発売。スリランカ産のアールグレイ紅茶を使用し、オレンジと合わせたフルーツティーシフォン生地に、紅茶風味のカスタードクリームと北海道産の生乳から作った生クリームをブレンドしたホイップクリームで構成。柑橘ソースがより一層さわやかな風味を引き出した。Afternoon Tea監修の商品で税込248円。

ザク切り果肉入り飲料「めちゃバナナです。」

「めちゃ○○です。」シリーズの第2弾。7月30日の発売で、バナナのザク切りが入った飲料。400gの飲みごたえのある飲料で、ジュース専門店にも負けないおいしさを目指した。税込278円。

ローソン
<関東甲信越地区>横浜中華街「重慶飯店」監修の5品

 7月28日より、横浜中華街の四川料理の銘店「重慶飯店」監修の弁当、おにぎり、調理麺の5品を、関東甲信越地区の4,700店舗で発売した。2018年7月から始まった「重慶飯店」監修商品はこれまで17品を数え、累計約440万食を販売している。

ミニストップ
「フローズンヨーグルト」に限定フレーバー

 創業以来40年間、販売し続けているオリジナル商品の「フローズンヨーグルト」から、限定フレーバーの「フローズンヨーグルトパイナップル」(税込160円)を、7月28日に発売した。生きた乳酸菌の入ったさわやかな味わいが特長。

セイコーマート
初のオリジナルエナジードリンク缶

7月27日、同チェーン初となるオリジナルエナジードリンク缶「VERSUS(バーサス)」(250ml)を発売した。カフェインやアルギニン、ガラナエキスなどを配合し、手軽な価格に設定した。北海道・税込120円、茨城県/埼玉県・税込126円。