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週刊コンビニエンスストアニュース ファミリーマートが規格外野菜を活用した商品発売

ファミリーマートは2月27日から東京都と神奈川県の約1000店舗、九州地方と山口県の約1100店舗で、規格外の野菜からつくった「野菜のシート ベジート」(*)を使った巻寿司2種類を発売する。「野菜のシート ベジート」は、規格外野菜をペースト状にして乾燥させたシート状の食材で、ファミリーマートは初めて巻寿司に使用。2種類とも海苔の代わりににんじんの「野菜のシート ベジート」で巻いた。サステナブルと食品ロス削減を同時に満足させる新食材。需要の広がりに注目したい。(2月20~26日のニュースをまとめました)

(ファミリーマート ニュースリリースより)

*「野菜のシート ベジート」…海苔の技術を応用し、野菜の旨味や栄養素を凝縮してシートにした食品。野菜と寒天でつくられていて、食物繊維や栄養素も豊富。アレルゲン28品目は不使用で、離乳食や介護食に適していることから、世界から注目を集めている。

セブン-イレブン・ジャパン
商品お届けサービスを1万2000店舗に拡大

 セブン-イレブン・ジャパンは2月22日からスマートフォンで注文した商品を指定した場所まで届けるサービス「7NOW」の適用を約1万2000店舗に拡大。これまで1都1道7県で実施してきたが、新たに九州エリア7県に拡大した。

 「7NOW」は、注文を受けてから最短20分で届けることや、セブンカフェなど一部商品を除く約3000アイテムから商品を選べる。リアルタイムで店舗の品揃えや在庫状況と連動できる、独自の仕組み「リアルタイム在庫連携」も活用し、注文後の欠品などの不便解消にも取り組んでいく。全国での展開は2024年度中を予定している。

ファミリーマート
「ファミマフードドライブ」取り組み店舗が300店舗を達成

 ファミリーマートは2月20日、地域における食品ロスの削減と食支援を目的に展開する「ファミマフードドライブ」に取り組む店舗が3000店舗に達したことを発表した。この取り組みにおいては、各店舗が各地域のNPOや社会福祉協議会などのパートナーシップと協力し、それぞれの支援体制を構築している。また、さらなる食支援への貢献と地域連携を図るため、回収ボックスのリニューアルを2月28日から順次実施する。

コカ・コーラと物流面で協業開始

 2月上旬から、神奈川県海老名市・厚木市を中心としたエリアにおける配送でコカ・コーラボトラーズジャパン(東京都)と協業を開始した。コカ・コーラボトラーズジャパンの店舗配送用トラックを、時間帯によって稼働していないときに、ファミリーマート店舗への常温商品配送に使用することで、同一車両を2社で有効活用するスキームを構築した。

 配送手配の手順は、①店舗からの発注データに基づき、コカ・コーラボトラーズジャパンに配車を依頼 ②コカ・コーラボトラーズジャパンが車両の稼働状況を確認し、対応可能な場合は配車を手配 ③配送を終えたコカ・コーラボトラーズジャパンの店舗配送用トラックが、ファミリーマートの配送センターに赴き商品を荷受け ④コカ・コーラボトラーズジャパンの店舗配送用トラックが、ファミリーマート店舗に商品を配送。この取り組みを通じて、限られた車両を有効活用し、ドライバーの安定確保につなげ、新規に使用する配送車両の台数を削減。配送効率を下げることなく車両を安定稼働させることをめざす。

ローソン
人気ラーメン店「天下一品」監修の“こってり”6品

 ローソンは2月27日から全国の店舗で、京都発祥の人気ラーメン店「天下一品」が監修した「こってりラーメン」(同646円)、「こってり天津チャーハン」(同592円)、「からあげクンこってり味」(同259円)など6品を発売する。そのほか3品は、「こってりスープ 餃子5個」(同451円)、「こってりスープ仕立ての炒飯おにぎり」(同181円)、「こってりカレーパン」(同203円)だ。

ミニストップ
店内手づくりの「肉野菜炒め弁当」

 ミニストップは2月23日から、4種類の野菜が摂れて食べ応えのある「肉野菜炒め弁当」を発売。豚バラ肉と大きめにカットしたキャベツ、ニンジン、ピーマン、たまねぎを入れ、タレに豚脂、ガーリックチップを加えてコクのある味つけに仕上げた。税抜550円で大盛りは同600円。

店内で炊いたご飯でつくったちらし寿司おにぎり

 2月23日から「手づくりおにぎりちらし寿司」(同220円)を発売。玉子、セリ、新生姜で彩り豊かに仕立てたちらし寿司おにぎりで、店内で炊いたご飯に、ほぐしただし巻たまごと、刻んだ新生姜を五目ちらしの素で合わせた。

利便性をアップさせたマルチコピー機を全店導入

 2月22日には、シャープ(大阪府)製のマルチコピー機を3月にかけて全店導入することを発表した。シャープ製マルチコピー機はシール紙へのコピーやコンテンツサービスの拡充など、利便性をアップさせたモデルで、昨年12月から一部店舗で先行導入していた。シャープ製マルチコピー機の特徴は①操作部に大きく見やすい15インチカラー液晶タッチパネルを搭載、②シール紙、はがき用紙への印刷に対応、③サポートのためのフリーダイヤル24時間対応、など利便性を高めた。