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週刊スーパーマーケットニュース 新日本スーパーマーケット同盟の提携効果やいかに!?

1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』展開地域の重ならない有力スーパー3社による新たな提携の形として注目された新日本スーパーマーケット同盟が発足から10カ月が経った今、提携効果について発表した。共同による商品開発のみならず、独自に展開する専門店業態をフランチャイズ形式で同盟企業が展開に乗り出すまでに発達している。(9月27日から10月3日までのニュースをまとめました)。

アークス、バロー、リテールパートナーズ
新日本スーパーマーケット同盟での提携効果創出

 20181225日、アークス、バローホールディングス、リテールパートナーズの3社間で資本業務提携し、新日本スーパー同盟が発足して10カ月が経過した。今年1月からは、4つの分科会を設置し、商品、運営、間接部門、次世代領域開発と、それぞれにおいて取り組みを進め、提携効果が創出されている。

 商品分科会では、地場商品や産地情報などを相互共有、共同販促の企画、限定商品開発などを行っており、1029日には「酸化防止剤無添加 赤ワイン」 「酸化防止剤無添加 白ワイン」を発売する。

 運営分科会では、店舗開発、店舗運営、物流やセンター運営のノウハウの共有、小売周辺事業の共同展開を行っている。111日には、バローホールディングスが展開するフィットネスジム「スポーツク ラブアクトス Will_G」を、アークスグループのテナントとして、リテールパートナーズのフランチャイズ運営で新規出店する予定。

サミット
「サミットストア テラスモール松戸店」がオープン

 サミットは、千葉県松戸市北部市場跡地に大型ショッピングセンター(「テラスモール松戸」に1024日開店する。

 松戸市内への出店は、2007年の松戸新田店以来2店舗目となる。大型ショッピングセンターへの出店であることから、品揃えの豊富さやイベント性などを打ち出し、店舗レイアウト、ライブ感のある作業場の配置、内装、サミCafe、キッズスペース、専任の案内係の配置など、買い回りがしやすく魅力のある売場づくりを実現した。

・所在地・・・千葉県松戸市八ケ崎2丁目8番1号 テラスモール松戸内
・売場面積・・・571
・年商目標・・・30億円
・駐車台数・・・2000台(共用)
・駐輪台数・・・928台(共有)
・従業員数・・・102.4名(正社員28.5名、パートタイム・アルバイト社員73.9名)

ライフ
新規店舗と既存店舗の改装などにより増収増益

 ライフコーポレーションの20202月期第2四半期連結決算は、営業収益3533億円(対前期比1.5%増)、営業利益55億円(同19.6%増)、当期純利益38億円(同30.8%増)を示した。6店の新規出店と1店舗の閉鎖、既存店舗4店舗でニーズに対応した改装のほか、おいしさを追求した商品開発などが寄与した結果。

 単体では、既存店ベースで売上高が0.2%減(客数0.9%減、同客単価0.8%増)となり、その要因として買い回り客の離反があがった。下期は消費増税の影響もあり、消費者の根強い低価格志向を背景に、価格強化をしていくほか、販促などにも力を入れる。