1月11日、中食産業(弁当・総菜)に特化した商談展示会「デリカテッセン・トレードショー2023」の開催に先駆け、「お弁当・お惣菜大賞 2023」の最優秀賞・優秀賞・特別賞・入選商品が発表された。12回目となる今回は1万4286件がエントリー。そのなかで、サミットがサラダ部門「10回振って食べる!春菊とかぶとみかん・塩糀ドレ」と、各国料理部門「鶏かた肉と5種野菜の本格グリーンカレー」の2部門で最優秀賞を受賞した。(1月6~12日のニュースをまとめました)
コープさっぽろ
宅配の配送センター内に交流施設
生活協同組合コープさっぽろは1月14日、宅配システムトドック新川センター内に「トドックステーション」(札幌市北区)を新たにオープンする。
「トドックステーション」とは地域の住民が集える交流施設だ。職員以外に出入りのなかったトドックの配送センターを地域のコミュニティとする新たな取り組みとして、2016年5月に札幌中央センターで運用を開始した。入場無料、飲食自由、ベビーケアスペース完備の空間が評判を呼び、各地から開設希望の声が相次ぎ、現在では全道21センター、5店舗にまで拡大。延べ8万人以上の親子が利用している。
イオン東北
養殖エコラベル「ASC認証」取得の海藻を発売
イオン東北は1月13日に、「ASC認証」を取得した「にぎわい東北ASC認証海藻シリーズ」3品目を発売する。海藻カテゴリーで「ASC認証」を取得したのは国内初。
今回発売する商品は、十三浜(宮城県石巻市)の漁師が養殖し、昨年11月に“養殖のエコラベル”と呼ばれる「ASC認証」を取得した海藻。
ベイシア
ハイブリッド種の「アセロラブリヒラ」を販売
ベイシアは、1月11日から近畿大学とニチレイフーズが共同開発した「アセロラブリヒラ」を全店舗で販売。ベイシア限定販売となる「アセロラブリヒラ」は、近畿大学が開発したブリとヒラマサのハイブリッド種である「ブリヒラ」に、抗酸化機能による品質保持効果が期待できるアセロラの搾りかすを含んだ餌を一定期間与えた養殖魚で、最先端の養殖技術と飼料の技術で、「持続する鮮やかな赤身」と「爽やかな味わいを」実現した。一昨年に5万尾、昨年は8万尾を販売している。
ベルク
大田市場と豊洲市場の初競りで“ビッグ”を買い付け
ベルクは1月5日、大田市場(東京都大田区)で開催された初競りで、船の形をした器に野菜を盛り合わせて商売繁盛や五穀豊穣を願う「宝船」を買い付けた。買い付けた「宝船」は、特大2隻、大4隻のなかの特大1隻だ。1月6日には、積み込まれた色とりどりの野菜を「ベルクフォルテ津田沼店」で販売。
また、豊洲市場の初競りでは、約200㎏の「青森県大間産の本まぐろ」を競り落とし、1月6日に10店舗で数量限定販売を行った。豊洲市場の初競りには3年連続で参加している。
サミット
「第三回受験生応援メッセージ共通テスト」
サミットは、日ごろ付き合いのあるメーカー40社に「あなたのおすすめする自社商品を題材に、受験生がクスっとなるような応援メッセージを40字以内で書きなさい。」という問いを出題。1月11日からその解答を店内で配布するチラシに掲載する。
また、31日まで、応援メッセージの人気投票を行い、投票した人の中から抽選で200名にポイントカード1000ポイントをプレゼントする。1位に選ばれたメッセージは、2月末のチラシで発表する。
アルビス
レジ袋の仕様を変更
アルビスは1月7日、環境保全の取り組み「albis Green Action」プロジェクトの一環として、レジ袋の使用を変更し、価格改定を行った。バイオマス配合量を10%から50%に引き上げ、容量を使い勝手の良い2Lの大きさに、価格は5円から6円に変更する。仕様変更により、年間約20トンの石油由来のプラスチックを削減し、約90トンのCO2排出量削減をめざす。
アオキスーパー
「あま坂牧店」と「福徳店」を今春オープン
アオキスーパーは今春、愛知県内に「あま坂牧店」と「福徳店」の2店舗をオープンする。「あま坂牧店」の敷地内には「スシロー」も出店して商業施設を形成。また、「福徳店」は地域の利便性が高まるよう、総合衣料品のテナント誘致を計画している。
両店とも生鮮食品の売場比率を高めるほか、即食ニーズに応え、惣菜部門と鮮魚部門が連携し、新鮮な魚を使った寿司や焼魚などの魚総菜を豊富に品揃。また、屋上に太陽光発電設備を設置し、LED照明や省エネタイプの冷蔵設備を採用する。
あま坂牧店
- 所在地…愛知県あま市坂牧坂塩83-1
- 売場面積…約296坪
- 駐車台数…約153台(共同)
福徳店
- 所在地…愛知県名古屋市北区光音寺町野方1919-5
- 売場面積…354坪
- 駐車台数…約100台
マックスバリュ東海
干し柿づくりに従業員が参加
マックスバリュ東海は1月8日、宮城県丸森町の特産の干し柿を一部店舗で販売した。東日本大震災の被災地の復興を支援する活動の一環として、2015年から宮城県丸森町の特産の干し柿づくりに従業員が参加している。
オークワ
祈祷した海苔を使った恵方巻
オークワは1月10日から「2023年オークワ 節分恵方巻」の予約を開始した。「魚屋の海鮮巻」(税抜980円)、「南紀串本まぐろ尽くし 中巻ハーフセット ハーフサイズ3本組」(同1380円)「来福 黒毛和牛の贅沢恵方巻き 1本」(同980円)などがラインアップされる。
恵方巻の海苔は、淡島神社(和歌山県、奈良県、三重県、大阪府、兵庫県の店舗)、および成田山名古屋別院大聖寺(愛知県、岐阜県、静岡県の店舗)で「幸多い年となるよう」祈祷を行ったものを使用する。