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週間スーパーマーケットニュース MV西日本、「中山間地域」に無人店舗を出店

「中山間地域」とは山間地と周辺地を合わせた地域のことで、地理的条件は悪く、農業を行うにも不利とされる。しかし、日本の総土地面積の約7割、耕地面積の約4割、総農家数の約4割を占めていることから、農業においては重要な位置を占めているようだ。その「中山間地域」に、マックスバリュ西日本が無人店舗を出店する。広島県廿日市市で展開するもので、「中山間地域」での買物支援の取り組みとなる。無人店舗とはいえ、地元生産者の産直市も予定され、賑わいを創造するスポットに変身することを期待してしまう(7月8日~14日のニュースをまとめました)。

写真は別店舗(gettyimages/winhorse)

マスダ
「TAIRAYA つくば桜店」をオープン

 エコス(東京都)グループのマスダ(茨城県)は7月13日、茨城県つくば市に「TAIRAYA つくば桜店」をオープンした。マスダ14店舗目の出店で、エコスグループの店舗数は合計130店舗となった。

カスミ
「フードスクエアカスミ古河諸川店」をオープン

 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都)傘下のカスミ(茨城県)は7月15日、茨城県古河市に「フードスクエアカスミ古河諸川店」をオープンする。オリジナル商品の「MiiL KASUMI」など、地域の顧客ニーズに対応した商品の品揃えと、豊かで楽しい日常の食生活を提案し、食の専門店としての利便性を高めていく。

ベイシア
「フードセンター行田店」をリニューアル

 ベイシア(群馬県)は7月6日から19日までの期間、全店で「タイフェア」を開催する。大使館と連携してタイの食材や調味料、惣菜など約50商品を展開する。“第3次タイ料理ブーム”をつくり出し、家庭料理の新たな定番も提案する。

 また、7月8日には「ベイシアフードセンター行田店」をリニューアルオープンした。今回の改装では、店内レイアウトを見直し、より短時間で買物ができるように各売場を配置したほか、テナントに100円ショップのセリアを導入。また、冷凍食品の品揃えをリニューアル前に比べて約1.5倍に増やした。

マミーマート
岩槻府内店に「ワクチン接種予約代行窓口」を開設

 マミーマートは7月7日から8月19日までの期間、岩槻府内店にさいたま市の新型コロナワクチン4回目接種の予約代行窓口を開設する。窓口では市の委託業者がインターネットからの予約や事前の申し出を行う。受付時間は平日の10時から18時。

ヤオコー
「横浜磯子店」をオープン

 ヤオコーは7月12日、横浜市に「ヤオコー横浜磯子店」をオープンした。神奈川県で10番目となる店舗で、これによりヤオコー単体の店舗数は合計179店舗となった。テナントは、100円ショップの「セリア」とドラッグストアの「クリエイトS・D」。

成城石井
火を使わず涼を味わう「アペリティーヴォフェア」を開催

 成城石井は7月15日から、夏を涼しく、おいしく乗り切ってもらうための新提案「アペリティーヴォフェア」を全店で開催する。「アペリティーヴォ」は、夕食前のワンクッションとして、ワインや料理を肴に、宵の口までゆったり過ごすイタリア発祥の食文化。今回は、冷たいドリンクとマリネ・チーズ、生ハムなど、火を使わずに手軽に楽しめるオードブル系の商品を最大85アイテム用意した。また、オンラインショップやUber Eatsにも限定セットで対応する。

マックスバリュ東海
「佐那具店」をリフレッシュ

 マックスバリュ東海(静岡県)は7月16日、1995年11月に開店した「マックスバリュ佐那具店」をリフレッシュオープンする。“楽しくお買物ができる近くて便利なミニショッピングセンター”を店舗コンセプトに据え、じもの商品を拡充し、普段使いの商品からこだわりの商品まで、顧客の多様なニーズに対応する。また、健康的な食生活を提案する「ちゃんとごはん」による商品提案やメニュー提案にも力を入れていく。

マックスバリュ西日本
移動販売と連動した無人店舗を出店

 マックスバリュ西日本(広島県)は8月5日に、広島県廿日市市と「中山間地域の買い物支援に係る連携協定」を締結する。同協定の締結に基づき、現在行っている移動販売のほかに、浅原交流会館(廿日市市浅原)に無人店舗を出店する。

 無人店舗は、広島美容専門学校支店、広島メタル&マシナリー支店に続いて3店舗目。「近所の人との交流ができるこの施設で、移動販売車を待たずにいつでも買物をしたい」という声を受けて出店を決定した。

丸久
「アルク防府店」をリニューアル

 丸久(山口県)は7月20日に山口県防府市の「アルク防府店」リニューアルオープンする。リニューアルを機に、各コーナーではバイヤーが厳選した地場商品やイチオシの商品を取り揃えるほか、レジカートやセルフレジを導入。またSDGSの取り組みとして、水力発電と太陽光発電の活用によるCO2の排出ゼロ化、トレーやペットボトルをはじめとしたリサイクル推進など、環境に配慮した店づくりに取り組んでいく。