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週刊スーパーマーケットニュース いなげや、「楽天全国スーパー」内にネットスーパーを開設

 ベイシアといなげやがネットスーパープラットフォーム「楽天全国スーパー」内に自社のネットスーパーを開設し、顧客の囲い込みに本腰を入れ始めた。ベルクは移動スーパー事業に乗り出した。囲碁の“地”ではないが、自らの生きた石で囲んだ空間を増やすことで勝負は決まる。点を線に、そして面をつくりあげるのはどのプレイヤーか。ネットスーパーの勢力争いは今後も激化していきそうだ(6月10日~16日のニュースをまとめました)。

「いなげや大和高座渋谷店」を拠点に、神奈川県内の綾瀬市、藤沢市、大和市の一部地域に商品を配送する

ヨークベニマル
「鹿沼千渡店」をオープン

 ヨークベニマルは6月17日、栃木県鹿沼市のショッピングセンター「ヨークタウン鹿沼千渡」内に「ヨークベニマル鹿沼千渡店」を出店した。鹿沼市への出店は、2018年3月の「鹿沼上殿町店」に続き4店舗目となる。
売場づくりでは、鮮魚売場では刺身の小型パック商品を充実させ、地域の味噌を使った味付け切身を提案。精肉売場では地元の「かぬま和牛」を新たに導入した。青果では旬の果実のカットフルーツや、さまざまな種類から選べるカットサラダを品揃えする。

成城石井
「水戸エクセル店」をオープン

 成城石井は6月21日、「水戸駅」の駅ビル「エクセル」の2階のンコースに「成城石井水戸エクセル店」オープンした。売場面積は63坪で、営業時間は8時~21時。

ベイシア
「楽天全国スーパー」内に「ベイシアネットスーパー」を新たに4店舗追加

 楽天グループが提供するネットスーパープラットフォーム「楽天全国スーパー」の対象店舗として、新たにベイシアが群馬県に展開する4店舗(西部モール店、前橋小島田店、前橋川曲店、尾島店)が加わった。これにより、県内の配送エリアは13万世帯から24万世帯に拡大する。

 同サービスは「ベイシアネットスーパー」を「楽天全国スーパー」に開設したもので、最大3万点の商品提供を行う。買物金額2750円(税込)以上で利用でき、買上100円(税抜)につき「楽天ポイント」1ポイントを貯められる。注文の受付開始は6月25日から。

 また、ベイシアは6月10日に、「ベイシアフードセンター常滑店」(愛知県常滑市)をリニューアルオープンした。改装で食品売場を拡大し、セルフレジを増設。滑市周辺の産品を積極的に取り扱ったほか、総菜コーナーでは「名古屋めしコーナー」を常設し、味噌カツ弁当、天むす、手羽先などの商品を充実させた

ベルク
「伊勢原白根店」で移動スーパーを開業

 ベルクは6月16日から「ベルク伊勢原白根店」(神奈川県伊勢原市)で「移動スーパーとくし丸」を開始する。刺身、寿司、惣菜、肉、総菜、果物、日用品など約500品目を取り扱う。営業日は火曜日から土曜日で、利用者の自宅、施設などの前に停車して販売を行う。店舗の通常価格より1点につき10円をプラスし、現金での精算となる。

JA全農
小学生を対象にした弁当レシピコンテスト

 全戸奥農業協同組合連合会(JA全農)は6月8日から9月15日までの期間、「『お気に入りのご当地を紹介!』お弁当レシピコンテスト」のためのレシピを小学生から募集する。同企画は、お気に入りのご当地食材やご当地料理を採り入れたお弁当レシピを小学生に考えてもらい、考案されたレシピにより国産農畜産物の良さを多くの人に伝えていくというもの。

 主食が米、食材のひとつに国産の肉を使用すること、ご当地食材・料理などを採り入れることが応募レシピの条件。CPM生活者マーケティングが主催し、全国農業協同組合連合会と全農パールライスが協賛した。

いなげや
「楽天全国スーパー」内に「いなげやネットスーパー」をオープン

 いなげやは6月20日、楽天グループが運営するネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」内に「いなげやネットスーパー」をオープンした。神奈川県大和市周辺を対象にサービスを開始する。「いなげや大和高座渋谷店」(神奈川県大和市)で販売する生鮮食品や総菜・寿司、店内で焼き上げたパン、加工食品、デイリー食品、冷凍食品、日用品など約1万アイテムを品揃えした。1日5回の配達のなかから時間を選ぶことができ、最低注文金額は2,000円(税込)。決済方法はクレジットカードまたは楽天ポイント。

マックスバリュ東海
“じもの商品”の発掘と育成のための企画を実施

 マックスバリュ東海は6月16日から30日までの期間、じもの商品のさらなる発掘と育成をめざして、「あなたが選ぶ!じものスター誕生」企画を実施する。静岡県のエリアごとに、地域に根差すメーカーが生産する商品を販売し、購入者がアンケートに回答していく企画で、顧客の生の声などをメーカーと共有し、さらなる商品開発の機会を提供していく。対象となる商品は計30品目。

ヤマナカ
「グラッチェカード」提示で引越と葬儀が大幅割引

 ヤマナカはサカイ引越センターとコラボした割引キャンペーンを10月31日まで実施する。引越の基本料金を30%割引するほか、米1㎏のプレゼントや引越関連消耗品の無料サービスなどの特典も盛り込んだ。また、葬儀会社TEAR(ティア)で行う葬儀の費用についても、126万円のセットプランを49万円割引くほか、69万円のプランでも36万円割引いて利用できるキャンペーンを展開する。いずれも「グラッチェカード」の会員が対象。

オークワ
「泉佐野松風台店」を改装オープン

 オークワは6月15日、2005年4月に開店した「オークワ泉佐野松風台店」を改装オープンした。各店舗で好評なベーカリーコーナーを新規に導入し、冷凍食品はリーチインケースを採用して取扱商品を増やした。また、甘さとろける脂が特徴の「薩摩もち豚」や、和歌山県産のゆずをたっぷり使用した「丸搾りゆずぽん酢」などのオリジナルブランド「オークワプレミアム」商品も取り揃えた。

マックスバリュ西日本
「JU米子高島屋店」をオープン

 マックスバリュ西日本は6月18日、鳥取県米子市に「マックスバリュJU米子高島屋店」をオープンする。鳥取県初となる店舗で、「JU米子タカシマヤ」の地下1階に出店した。生鮮強化型SMとして、地元の「旬・鮮度・おいしさ」にこだわった地場商品をはじめ、馴染みのある商品や地場食材を使用した総菜などを品揃えする。

丸久
16店舗目となる「消費者参加型ペットボトル減容回収機」を導入

 丸久は6月8日、アルク小郡店(山口市)に「消費者参加型ペットボトル減容回収機」を導入した。投入口の高さを低くすることで、子どもや車椅子利用者へも対応可能なユニバーサルデザインの回収機で、ペットボトルを約3分の一以上に減容することができる。16店舗目の導入となる。