セブン–イレブン・ジャパン(東京都)の「セブンカフェスムージー」は、食品産業新聞社(東京都)が主催する「第55回食品産業技術功労賞」(商品・技術部門)を受賞した。同商品は2023年3月から本格展開を開始し、累計販売数2億4000万杯(25年10月末時点)を達成した。定番の3種類の中でも「グリーンスムージー」は、ブロッコリーの茎など通常は使用されにくい部位を活用することで、フードロス削減に寄与している。急速凍結したケールやブロッコリー、ニンジンのピューレにパイナップルなどを加え、飲みやすさと出来たての味、栄養補給のバランスを実現した点が評価された。
ファミリーマート
職場のLGBTQ支援評価で6年連続の「ゴールド」受賞
ファミリーマート(東京都)は、任意団体work with Pride(東京都)が策定する、職場におけるLGBTQ+に関する取り組みの評価指標「PRIDE指標2025」で、最高評価「ゴールド」を6年連続で受賞した。また、LGBTQ+に関してセクターを超えて協働推進する企業を評価する「レインボー認定」も2年連続で同時受賞した。ファミリーマートは、加盟要件を変更し、事実婚や同性パートナーでも加盟申し込みを可能としたほか、同性結婚の法制化への賛同など、多様な性への理解促進に取り組んでいる。さらに長年協働するコカ・コーラボトラーズジャパン(東京都)と、商品企画だけにとどまらない継続的なアクションを推進。また、チェリオジャパン(東京都)、クリート(東京都)などの企業とも連携し、企業の垣根を超えてLGBTQ+の啓発・支援活動に取り組んでいる。
「ブルーグリーンプロジェクト」の第7弾を実施
ファミリーマートは植物由来の原材料を使い、おいしさにもこだわった商品4種類を11月18日から全国の店舗で発売。今回は、シリーズ初となるアイスとしてアーモンドミルクを使用したやさしい甘さの「植物生まれのアーモンドミルクバー」(184円:以下税込)や、カップ入りスープでは、豆乳由来のかきたま風具材を使用した「植物生まれのたまご風スープ」(170円)のほか、豆乳やアーモンドミルクなどを使用したチョコケーキなど4種類を揃えた。
「ブラック“フライ”デー」を開催
11月18日から12月1日まで、レジ横ケース内の揚げ物・総菜の対象商品を2個購入すると、「ファミから(醤油・塩・あごだし塩)」が1個10円で買えるレシートクーポンを配布する「ファミマのブラック“フライ”デー」キャンペーンを実施する。近年、ブラックフライデーは高額商品や限定アイテムをねらう特別なイベントから、「生活をより豊かに、おトクに楽しむ日」として定着してきている。こうした潮流を踏まえ、同キャンペーンでは“おトク感”を前面に打ち出した。
「ラムレーズン」フェアを実施
ファミリーマートは「ラムレーズン」の味わいのデザートや焼き菓子、パン、菓子、サンドイッチ、アイスなど全11種類を展開する初の「ラムレーズン」フェアを11月25日から実施する。「大人の味わい」として長く親しまれているラムレーズンに注目し、幅広いラインアップを揃え、ラムレーズン好きの顧客の期待に応えていく。
ローソン
「PRIDE指標2025」で最高位の「ゴールド」受賞
ローソン(東京都)は、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)を経営戦略のひとつに位置づけ、多様な人財が活躍する職場環境や体制づくりを推進する取り組みが評価され、職場でのLGBTQ+に関する取り組み指標である「PRIDE指標2025」で最高位の「ゴールド」を受賞した。また、東京都の「育業応援パートナー事業」の協力企業にも選定された。「ゴールド」を受賞するのは3年連続で3回目、一方で東京都の「育業応援パートナー事業」の協力企業に選定されるのは初めて。
<九州地区>大分県産さつまいも「甘太くん」使用の焼きいもを発売
大分県産さつまいも「甘太くん」を使用した「焼きいも(甘太くん)」を、今シーズンの解禁日である11月21日から、九州地区の272店舗で発売する。「甘太くん」は、大分県産の“紅はるか”を収穫後40日以上貯蔵することでぐっと甘味が増加する大分独自のブランド芋。JAおおいた「甘太くん」部会が毎年解禁日を設けて出荷する。大分県内店舗はLサイズ248円、その他の店舗はMサイズ203円。
<ローソンストア100>「選べるおせち」を12月25日から販売
ローソンストア100(神奈川県)は、43種類の中から自由に楽しめる「選べるおせち」を12月25日から販売する。一人ひとりの好みに合わせて購入できるおせちで、四川料理の本格中華おせちも新登場。全43種類を豪華に盛り付けた「五段重」(9180円)、6種類の「ちょこっとおせち」(1026円)、10種類の「しっかりおせち」(2160円)、15種類の「ごちそうおせち」(3240円)も用意した。
ミニストップ
「ブラックフライデー」で新商品10種類発売
ミニストップ(千葉県)は、11月18日から「ブラックフライデー」を開催。今年は、ブラックフライデーにちなんだ新商品を10種類発売し、アプリでは、「北海道ミルクソフト」「クランキーチキン各種」「カウンターコーヒー各種」の値引きクーポンを配信。本番の11月28日には、人気のアプリくじを実施する。
今の季節にぴったりな「北海道ミルクプリンパフェ」を発売
ミニストップは11月21日から、北海道産生クリームと練乳の濃厚なミルク感のミルクプリンを使用した「北海道ミルクプリンパフェ」(税抜490円)を発売した。真っ白なミルクプリンと「北海道ミルクソフト」を合わせ、真っ赤なフランボワーズソースと、鮮やかな緑色のピスタチオをトッピング。クリスマスが近づく季節にぴったりのワクワク感のあるパフェにした。
ポプラ
「とろ~り梅しょうゆ」を使用したおむすび・弁当・ポプ弁を販売
ポプラ(広島県)は、広島市立広島商業高等学校の生徒と地元広島の川中醤油(広島県)が考案し、発売中の初となる「とろ~り梅しょうゆ」を使用したおむすびと弁当を、11月25日からポプラグループ店舗(中国、九州、関西地区)で販売する。また、25年1月13日から、「とろ~り梅しょうゆ」を使用したポプ弁を、ポプラグループとローソン・ポプラ(いずれも関東地区を除く)店舗で発売する。
日本フランチャイズチェーン協会
<統計調査月報10月度>全店・既存店ともに8カ月連続のプラス
10月は気温の低下によりカウンター商材、ホット飲料、カップ麺が好調だったことに加え、高付加価値商品の展開をはじめとする販促施策により客単価が伸び、全店・既存店ともに売上高が対前年同月を上回った。また、おにぎり、菓子、玩具も好調に推移した。店舗売上高は、全店ベースで対前年同月比1.4%増、既存店ベース同1.1%増となり、ともに8カ月連続のプラス。来店客数は、全店ベースは1.9%減で3カ月連続のマイナス、既存店ベースは同2.2%減で4カ月連続のマイナス。平均客単価については、全店ベース、既存店ベースともに10カ月連続してプラスとなり、それぞれ同3.4%増、同3.3%増だった。主要コンビニエンスストアチェーンの10月度営業概況は以下のとおり。
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既存店 |
全店売上高 |
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売上高 |
客数 |
客単価 |
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セブン–イレブン・ジャパン |
1.3% |
△1.8% |
3.2% |
1.9% |
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ファミリーマート |
1.6% |
△2.7% |
4.4% |
△0.4% |
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ローソン |
2.2% |
△2.2% |
4.5% |
3.7% |
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ミニストップ |
△7.3% |
△7.8% |
0.5% |
△9.5% |
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ポプラ |
2.3% |
△2.2% |
4.6% |
△9.3% |
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スリーエフ |
1.7% |
4.2% |
1.5% |
△2.4% |