東海エリアでディスカウント型食品スーパー(SM)を運営するカネスエ(愛知県/牛田彰代表)。圧倒的な低価格を武器に消費者の支持を得てきた同社は2024年11月28日、滋賀県大津市に「カネスエ大津レイクサイドガーデン店」(以下、大津レイクサイドガーデン店)を開業し、関西初進出を果たした。新天地でもカネスエの強さは不変なのか、同店の売場を調査し、考察してみた。
調査日:2024年12月22~23日 ※文中の価格は調査日のもの、本体価格
競合を圧倒する安さで激戦区に参入!
カネスエは愛知県一宮市を本拠とし、標準フォーマットの「カネスエ」55店舗、「近くにある利便性」「買いやすさ」を追求した小型SM「Felna(フェルナ)」38店舗のほか、素材や製法にこだわった高品質商品を扱うナチュラルフードストア「旬楽膳」5店舗を運営する。なかでも主力の「カネスエ」は、高い価格競争力を武器に、地域住民の支持を獲得している。
カネスエはこれまで愛知県のほか岐阜県、三重県、静岡県に店舗を展開してきたが、24年11月28日、関西初出店となる大津レイクサイドガーデン店を、滋賀県大津市の商業施設「レイクサイドガーデン」内にオープンした。
大津レイクサイドガーデン店はJR琵琶湖線「瀬田」駅から徒歩約18分の県道559号線沿いに位置する。店舗北側には琵琶湖上にかかる近江大橋(国道18号線)があり、クルマの通行量も多く広域からの集客が期待できる立地だ。

●所在地: 滋賀県大津市萱野浦24-65
●開店日: 2024年11月28日
●営業時間: 8:00~21:00
●駐車場: あり
店舗周辺には有力小売チェーンが
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