1都4県で食品スーパー(SM)を展開するマミーマート(埼玉県/岩崎裕文社長)が、新フォーマットと位置づける「生鮮市場TOP!」と「マミープラス」の展開を加速する。新規出店の計画も上積みし、2030年度(30年9月期)にはこれら2つのフォーマットの合計店舗数を前期末(24年9月期)の35店から110店に拡大、新フォーマットの店舗数を総店舗数の9割以上に広げたい考えだ。
新フォーマット好調、3カ年の出店を上積み
マミーマートは埼玉、千葉、東京、群馬、栃木の1都4県に80店(24年12月末現在)を展開している。このうち生鮮品を強化し、広域商圏からお客を呼ぶ「生鮮市場TOP!」が28店、ディスカウント型で足元商圏に対応する「マミープラス」が9店で合計37店。残り43店は既存の「マミーマート」屋号の店舗となっている。
マミーマートは24年9月期から3カ年の第2次中期経営計画(中計、24~26年度)をスタート。最終年度の26年9月期に店舗数90店のうち、20年度からスタートした新フォーマットを60店に拡大し、営業収益2050億円、経常利益76億円、当期純利益50億円に成長させる目標を掲げた。
その初年度である24年9月期は「生鮮市場TOP!」で3期ぶりとなる新店を2店出店し、「マミーマート」屋号からの転換を4店で実施、期末店舗数を27店に増やした。同様に「マミープラス」は既存店からの転換で4店を増やし、同8店に拡大した。
これに伴い、新フォーマットの売上高は
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