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「Zoff」運営会社、不正アクセスで顧客と取引先の情報が流出

 「Zoff(ゾフ)」などのブランドで眼鏡専門店を運営するインターメスティック(東京都港区)は、自社サーバーに第三者からの不正アクセスがあり、顧客と取引先の情報が流出したことを明らかにした。

 データを盗んで金銭を要求するランサムウエア(身代金要求型ウイルス)の攻撃を受けたようだ。5月10日に情報の流出を確認、13日に脅迫メッセージを受信した。同社は警察と個人情報保護委員会に報告、15日に情報流出が確認された顧客への連絡を行うと共に、問い合わせ窓口を設置した。

 流出したのは、ZoffのメールマガジンやEC(インターネット通販)サイトに登録された個人情報など約9万7000件で、クレジットカード情報は含まれていない。

 同社は今後、サーバーへのアクセス制限の強化、マルウエア(悪意あるソフトウエア)検知・感染処置などのセキュリティー対策の強化などの対応を行う。