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リクルートHD、取締役・上級管理職の半分を女性に 30年度目標

リクルートが登記上の本社を置くリクルートGINZA8ビル
5月17日 リクルートホールディングスはESG(環境・社会・企業統治)の具体的な目標を決め、2030年度までに取締役や上級管理職の女性比率を約50%に高めることを目指すと発表した。写真はリクルートが登記上の本社を置くリクルートGINZA8ビル。2月8日撮影(2021年 時事通信)

[東京 17日 ロイター] – リクルートホールディングスは17日、ESG(環境・社会・企業統治)の具体的な目標を決め、2030年度までに取締役や上級管理職の女性比率を約50%に高めることを目指すと発表した。環境面では、30年度までにグループの事業活動を含むバリューチェーン全体で温室効果ガス排出量のカーボンニュートラルを目指すことも決めた。

女性比率を巡っては、30年度までに、グループ全体の上級管理職・管理職・従業員での比率を約50%にする目標を掲げた。4月1日時点の比率は上級管理職で10.0%、管理職で41.5%、従業員で51.5%。リクルートHDの取締役・監査役は現在20%が女性だが、30年度までに約50%にするため、株主総会の選任議案を上程することを目指すという。