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今夏以降の需要は相当大きくなる=サントリーHⅮ社長

サントリーホールディングスの新浪剛史社長
サントリーホールディングスの新浪剛史社長は12日の決算会見で、消費者が我慢している分、今夏以降の需要は相当大きくなるとの見通しを示した。写真は2015年、ロイターとのインタビューで撮影 (2021年 ロイター/Toru Hanai )

[東京 12日 ロイター] – サントリーホールディングスの新浪剛史社長は12日の決算会見で、消費者が我慢している分、今夏以降の需要は相当大きくなるとの見通しを示した。

新浪社長は「1―3月期は相当厳しい。4―6月期は少しずつ良くなり、7―9月期から累積需要が相当出てくる。相当強気に攻めることができる」と述べた。

一方、新型コロナウイルスのワクチン接種で日本より先行している米国では、3月ごろから消費が出てくるとの見方を示した。

今夏に予定されている東京五輪・パラリンピックについては「あの手この手で実現することが重要。どんな形でも是非実現して欲しい」と述べ、新型コロナの新規感染者数を減らし、ワクチン接種をスピーディーに進めることなどが必要と指摘した。

同日発表した2021年12月期(国際会計基準)の連結売上収益は前年比7.2%増の2兆5380億円(酒税込み)、営業利益は同1.8%増の2210億円を目指すとした。