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イオンと丸紅、ペットボトルを回収・再商品化、21年度に関東から開始

イオン
イオンは1月22日、丸紅グループと共同で、回収したペットボトルを再商品化して、ペットボトルとして再利用するプロジェクトを始めると発表した。写真は2018年10月に大阪で撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

 イオンは1月22日、丸紅グループと共同で、回収したペットボトルを再商品化して、ペットボトルとして再利用するプロジェクトを始めると発表した。2021年度中に関東エリアで店頭回収したペットボトルを再商品化する仕組みを確立し、順次全国に広げる。

 丸紅100%子会社の丸紅紙パルプ販売、丸紅プラックスと協業する。2月からイオンリテール、マルエツ、マックスバリュ関東、イオンマーケットの4社が関東の一部店舗で、回収ペットボトルのグループ横断的な収集・運搬の実験を始める。

 回収したペットボトルから丸紅プラックスが再生ペット樹脂を製造、6月には再生ペット樹脂を原材料にしたペットボトル飲料をプライベートブランド(PB)開発のイオントップバリュが製品化する。

 イオンは30年までに使い捨てプラスチックの使用量を半減させる目標を掲げており、PB「トップバリュ」のペットボトルについては全てを再生ペット樹脂または植物由来の素材に転換する方針だ。